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少年のころ
すべては過ぎてしまった 懐かしい愛の日々よ あなたの瑞々しい肢体を わたしが見つめる空の光 風の吹くなかに探し求める 満ち溢れた夜の束の間の荒廃 でも、静かに川は木立の音を奏で その秘密を探そうとする 今も、あなたは眠ることはなく わたしに訪れた愛の日々は遠くない 朝、あなたの緑髪がしなやかに揺れる時 白い掌が穂を照らす微風となって光っている わたしは子どもだった そして、あなたは輝いていた 若草が萌えて戯れるなかで わたしは、あなたと出会い そこには少年への慰めがあった わたしは神の道に進もうとしていたが でも、あなたの薔薇色の唇が あれほどに積み上げられた砦を 緑色の風とともに突き崩してしまったのだ 日々は過ぎて、蒼きころは思い出となり あなたの声を叢の水辺に聞き わたしは光を浴びつつ草原を歩いていく
少年のころ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1295.7
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投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2019-09-03
コメント日時 2019-09-03
項目 | 全期間(2024/11/24現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文