本当のきみ - B-REVIEW
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本当のきみ    

何が真実なのかわからない きみのこと忘れてしまいたくて 自分の隙間を埋めるために 誰にでもわかりやすいものに 夢中になったふりをした。 何を信じていいのかわからなかった。 これまでも大切な人いなくなることあったし きみもすぐ居なくなるんだろうと わかっていたけど、 引き止めたいと思う気持ちを 押し殺していた。 何が真実なのかわからなかった。 きみが好きと言ってくれた歌 一緒に読んだ小説 何もかもぼくと似てるんだって うれしかったけど きみが本当に好きなこと 尋ねることもなく 時は過ぎた 本当のきみ 今はきっと、何処かで 自分らしく生きているんだね。


本当のきみ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1895.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 31

作成日時 2019-09-01
コメント日時 2019-10-24
#テキスト
項目全期間(2025/04/16現在)投稿後10日間
叙情性50
前衛性20
可読性61
エンタメ30
技巧30
音韻30
構成94
総合ポイント315
 平均値  中央値 
叙情性1.70
前衛性0.70
可読性21
 エンタメ10
技巧10
音韻10
構成33
総合10.33
閲覧指数:1895.1
2025/04/16 07時50分04秒現在
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    作品に書かれた推薦文

本当のきみ コメントセクション

コメント数(6)
三浦果実
(2019-09-01)

たったひとりの、その人への独白は詩文の本質的なものが表出しやすいと思うのですが、本作からはそのようなことを感じました。構成に3点入れました。

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つつみ
(2019-09-01)

コメントありがとうございます。「たったひとりの」と書いてくださって、まさにそのような気持ちを強く出したので、伝わり大変嬉しく思います。

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ふじりゅう
(2019-09-06)

ご投稿ありがとうございます。 面白いと思ったのは >大切な人いなくなることあったし 本来は「大切な人は」とするべきですが、ここ、よくみたら韻を踏んでいると気付き、面白いなと思いました。 >何もかもぼくと似てるんだって ここに、独善的な愛を感じます。決して人と似ている必要はないし、似ていることに固執する必要もまたないのに、似ていることに主人公が固執したからこそ、知らないところで君は「自分らしく」生きているんだと。この対比が良いです。瑞々しくも何とも言えない魅力が本作にはあります。

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つつみ
(2019-09-10)

コメントありがとうございます。 おっしゃるとおり、「大切な人は」とはじめは書いていたのですが、結構大人な設定の主人公の気持ちを、敢えて幼稚に表現したくて、「は」を取りました。 「独善的」とか、もっと強い言葉だと「独占欲」が主人公の中にあるのだけれど、「もともときみと僕は似ているのだ」と思いこむことで、安心感を得ようとしている… という気持ちって、恋人だけじゃなく友達同士、親子同士でもあるような気がするんですよね。。 離れてみると、意外と相手に洗脳されてたな、逆に、相手のこと束縛しちゃってたな、とか。私はそういうこと良くあります(^-^;

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カオティクルConverge!!貴音さん
(2019-10-07)

分かりやすい言葉遣いで 詩の形をした愛情表現と思いました 気持ちを伝えるのには 回りくどい言葉を使うのは良くないですからね いいと思います。

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つつみ
(2019-10-24)

カオティクルConverge!!貴音さん、コメントありがとうございました。今気づき、レスが遅くなり申し訳ないです。 この詩は直接的すぎて、分かりすぎるかなと、反省したところもありましたが、 >気持ちを伝えるのには >回りくどい言葉を使うのは良くないですからね とコメントいただき、そのまま書いてよかったと思いました。ありがとうございます!

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投稿作品数: 1