夜明けを - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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夜明けを    

月の満ち欠けに似たあなたは 二つの太陽の名前をしている 月の名前を冠していたわたしは 太陽に辿り着けない 今はもうその名を持たず あなたは気づかない 忘れた時代のことだから 思い出してはいけない 同じ空にいても 重なることが許されない わたしが欲しいのは星でもなく雲でもなく まして太陽の光でもなく 太陽そのものだから たとえ夜が暗くとも 闇が深くとも ただここで待つ 日に焼けた肌のあなたは 三つの太陽の名前をしていた 日のもとに晒されないわたしは 太陽を目に出来ない 今はもうその名を持たず もう忘れたでしょう 今亡き時代のことだから 思い出すこともない 同じ空にいても 向かい合うことが許さない 目を向けてしまえば知られてしまうから 誰が決めたでもなく わたしが決めたことだから あなたが恋しくても ただここで待つ 同じ空にいても 重なることが許されない わたしが欲しいのは星でもなく雲でもなく まして太陽の光でもなく 太陽そのものだから たとえ夜が暗くとも 闇が深くとも ただここで待つ ただここで待つ


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作品データ

コメント数 : 0
P V 数 : 1257.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 5

作成日時 2019-08-16
コメント日時 2019-08-16
#テキスト
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性10
前衛性00
可読性10
エンタメ00
技巧10
音韻10
構成10
総合ポイント50
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧11
音韻11
構成11
総合55
閲覧指数:1257.2
2025/04/13 02時54分24秒現在
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