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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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開かない扉と白い窓。 真夏の昼下がりは耳が痛くなるらしい。 遠い昨日の煙草の香り。 今日の自分は快楽の犠牲となった。 沈み込んだ部屋には濁流の痕跡が糸を引いている。 忘れていた痒みがぶり返した。 もう何度化膿したのか覚えていない。 きっと彼女は生きている。 擦り切れた手はまた洗わなくてはならない。 抽象的な樹木に何の意味があるだろう。 閉じ込めたのは兎だけではないというのに。 河童はいつも黒い花を持ってくる。 打ち間違えた数字がそれを証明していた。 壊れたスイッチと愛する失敗作達。 孤立したのは決して私の責任ではない。 植えていない茉莉花はすでに枯れてしまった。 眠る前にはいつも自身に呪いをかける。 それでも穴は二つ用意しなくてはならない。 集めた感傷主義者が統合する前にもう一度呟く。 きっと彼女は生きている。


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作品データ

コメント数 : 0
P V 数 : 1267.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 1

作成日時 2019-08-16
コメント日時 2019-08-16
#テキスト #アドバイス募集
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧10
音韻00
構成00
総合ポイント10
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合11
閲覧指数:1267.7
2025/04/13 02時54分25秒現在
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