夜の徒然 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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夜の徒然    

蝉が鳴いている 短い命を懸けて お前らは知ってるのか 1週間したら死ぬってこと 何を思う この世の中に それしか生きられなくても 生きててよかったって思うのか カラスが鳴いている 生きるためにゴミを漁って 毎日カアカア鳴いて 人間に嫌われて どう思う この世の中について 空から見るわたしたちは どんなふうに見えているものなの それとも人間なんてどうでもいいのかな もっと言葉が話せたらいいのになぁお互い カエルが鳴いている ここ毎日合唱祭を開いてるよね 聞かせてもらってるけど なかなか癒されてるよ でもどう お前らはどうしてそんなに歌ってるの 私は人間 常に迷いながら生きている人間 いじめてごめんね生き物たちよ みじめなわたしを笑ってくれ わたしたちにはわからなくて お前たちのほうがわかってること 実はたくさんあるのかもね 今夜もきっと眠れないんだろう 不安は夜に成長するから 心を暗い影で覆ってしまわないように そとに耳を凝らしてみる 澄み切った空気が心に染みわたる 今夜もまたドライブにいこうかしら


夜の徒然 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1437.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2019-08-07
コメント日時 2019-08-07
#テキスト
項目全期間(2025/04/16現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:1437.1
2025/04/16 11時50分35秒現在
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    作品に書かれた推薦文

夜の徒然 コメントセクション

コメント数(2)
stereotype2085
(2019-08-07)

蝉、カラス、蛙と来て最後に人間自身に問いかけが戻る。達観した視点だったのが、様変わりしてすべての動物に情を寄せる姿は微笑ましく優しい。眠れない夜のひと時に徒然なるまま書き連ねた、想いを募らせたという筋書きにとても好感が持てました。

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ふじりゅう
(2019-08-07)

>ドライブにいこうかしら この締め方に魅力を感じました。なんか生き物をおもう心が、このひとことで爆発的に増したような、そんな感情を抱きました。

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