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STAY GOLD
捨てられたんだ 月の裏側に もう地球(セカイ)を見なくていい 俺は大の字になり 意識が石になるのを待っている すると雨が顔に当たった 甘い香りに包まれる まるで少年時代のように 好奇心と初心と神秘 雨かと思ったら 君の小便だ 俺は精霊のような気持ちで その雨に打たれてる 「黄金は買うもので盗むものでもないわ」 と君は言った 「ましてや装飾にしたり資産にするとか冒涜よ」 と 液体の黄金は 俺の砂地に染みこみ やがて押し流す 地球(セカイ)にはもう宇宙人はいない 皆メンインブラックに殺された 俺は今 月の裏側で 雨中人になれた 「黄金は生み出すもの」 と君は言った 「貴方も私も金ぴかになるの」 と これが最初で最後の錬金術 月のか弱い引力のなかで 僕は僕らの引力を感じることができる ちっぽけな愛がこんなに強く・・・ 俺たちのアマルガムは熱くなる
STAY GOLD ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1355.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2019-07-13
コメント日時 2019-07-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
最終連で「愛」に収斂されていますが、そこが少しもったいないなと感じました。 すると雨が顔に当たった 甘い香りに包まれる まるで少年時代のように 好奇心と初心と神秘 雨かと思ったら 君の小便だ 俺は精霊のような気持ちで その雨に打たれてる この箇所が結構好きですが、想像の中でおしっこ浴びたら「甘い香りに包まれ」て「俺は精霊のような気持ちでその雨に打たれてる」のかもしれませんが、実際のおしっこって「甘い香り」ではないし、どちらかと言うと「精霊のような気持ち」ではなく背徳感や「連れ合いの汚物浴びてる私、恍惚!」とか、まあ、ちょっと本作であてがわれている感覚とは異なるんじゃないかなと思いまして。もちろん、人それぞれと思いますが。 …と、メタファーとして安易な比喩を使われますと、こういった事を言う輩も出るかもしれないので、熟考した方が良いと思いましたがどうでしょうか。他に表現の変えようはない、とお考えでしたら、それはそれで良いと思いますが。
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