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腐葉土と血桜
バラ肉が踊る闇市直売 海馬ごと売り払った肉塊の晩餐 三俣が拒絶した眼球は 針山と化した舌部を映す 斑模様の掌中で捥ぎ取り 涎塗れに塗れ湧く湧く 口々紅心も貸さず 嵩んだ同情嘔吐する 事象投影血眼の中 仮面貼り付け木槌を鳴らす 編み編み縄の解れ時 十二指腸で蝶々結び 屎泥肌に近く 鋭利な爪面を挟み停まる 屎泥眼球を埋める 久しく光を帯びて同類(とも)に纏わる
腐葉土と血桜 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1414.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 7
作成日時 2019-07-09
コメント日時 2019-07-10
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 7 | 7 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 7 | 7 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
玄関に立ち尽くすまま 決してその敷居をまたがぬ カドづけの芸人の思わぬ澄み切った謡のように 地獄の沙汰もなにゆえか、清涼さも感ぜられ 煮立った銅と糞尿じたての屎泥も 眼球入りの濃厚芳醇なスウプのトロミにさもにたり
1公評感謝し奉る 似し言の葉の有難さ 噛まずして沁み入ります
0もし出来たら考察、解釈も書いてください。どれだけ伝わっているか知りたので、お願いいたいます。
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