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眠る私とビル
燃え盛る太陽の下 ビルからビルへ飛び乗って 着地音を確かめる 眠るしかない そんな夜がまた来る 私は耐えられるか分からない 苦しみが私のどこかに燃えるなら 過ぎる時間に頼るだけ いつか目も覚め冷めるはずと 時々頭がいってしまって おかしな夢を見てしまう ビルからビルへ飛び乗ったり それでも眠るしかなくて 明日へ飛び移るしかなかった 回復とともに感じるのは 生きている快感 嘔吐とともに苦しみを吐き出した気がして 夢も夢じゃない気がした だって今も思い出せる あの着地音 今起きたから 間違いなく夢なのだけれど
眠る私とビル ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1722.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 8
作成日時 2019-06-01
コメント日時 2019-06-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 4 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 8 | 6 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.3 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.3 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
鳥の立場に立って詩作して居る様なそんな気がしました。何回か読んで居ると、人間的な行為は慎重に描写で避けられているような、そんな気がするのです。
0エイクピア様 コメントありがとうございます。 エイクピアさんには、いつも丁寧で真摯に私の拙い詩に向き合ってもらっているので、感謝しております。推察はかなり的を射ていて、びっくりです! 活力を頂きました。ありがとうございます!!
0読んでいて全体的にトリップ感があり、ちいさな子供が迷子になって泣きわめいているような孤独感と、叫びたいのに声が出せないような悲痛さと、どこかそれを俯瞰して見ているような冷静さと静けさを感じました。最後の三行がとてもすきです。
0夕立様 コメントありがとうございます。 トリップ感ですか!嬉しいです。 そうですね。意識して書いた訳ではないですが、そう言って貰えて感謝しております! ありがとうございます!!
0すみません、コメントが消えている様なので今一度送信致します。 拝見しました。中々不思議な作品です。スパイダーマンのように空を駆ける存在のようで、その実繊細な心理を文中で描いています。 夢を見ていたようで、苦しみと回復へリンクしている様も読んでいて面白かったです。
0ふじりゅう様 コメントありがとうございます。 コメント消えていたものふじりゅうさんだったんですね!分かって良かったです。 ふじりゅうさんの、ステレオさんへの批評が素晴らしくて、私にもコメント頂けて光栄です。 スパイダーマン!笑 嬉しいです。ありがとうございます。
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