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雨曝し
太陽は憂鬱だと嘯くように温度を上昇させる。 四畳半の、二人で過ごすには狭すぎる空間の中で、僕らは夏を感じていた。 触れたら溶けてしまいそうな皮膚に流れる汗の感触は、まるで雨に曝されているようで。 僕は背後に眠る君の手を握り、再び夢の渦に潜り始めた。 握り返す君の体温と寝息に、僕の鼓動は密かに高鳴るのだった。
雨曝し ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1241.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 14
作成日時 2019-05-30
コメント日時 2019-05-31
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 4 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 5 | 5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 3 | 3 |
総合ポイント | 14 | 14 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 0.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1.3 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.5 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.8 | 0.5 |
総合 | 3.5 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんだか夏の夜の、少しひんやりした感じがしました。表現もとてもリアルで秀逸だったと思います。もっと読んでみたくなりました。
0せいろん様 読んで頂いてありがとうございました。僕は真夏の昼間に寝てる情景を思ってましたが、読まれる方によって浮かぶ情景が違うというのはとても面白いですね。 >表現もとてもリアルで秀逸 大変嬉しいお言葉をありがとうございます!これからも精進して参ります。
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