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夜鳴き
蒸し暑い 初夏の夜 虫払い 窓を開け放つ 幾百 幾千という 蛙たちの 鳴き声が 夜通し 聴こえてくる 君に 会いたい 君に 会いたい 君が 恋しい 君が 恋しい 蛙たちは 知っている 声に出さないと 相手に伝わらない ということを 僕は 知っている 蛙たちの声は 僕の声 今夜も 夜通し 鳴き続ける
夜鳴き ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1723.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 5
作成日時 2019-05-22
コメント日時 2019-05-30
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 5 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.5 | 0.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 2.5 | 2.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
初投稿ですが、ここではコメントもポイントも貰えない方が酷評だと感じました。
0はじめまして。 夜通し鳴く蛙の声に自分の感情をそわせるのは表現はいいと思いました。あの夏のしつこいくらいに狂おしい鳴き声は誰かを思う狂おしさにマッチしていますね。ただ詩から蛙の狂おしい鳴き声が聞こえてこない。 >君に 会いたい >君に 会いたい >君が 恋しい >君が 恋しい この言葉が蛙の声とシンクロしていないと情感が得られない気がしました。
0帆場蔵人さん、丁寧な批評コメントどうもありがとうございます。 とても参考になりました。 詩から狂おしい鳴き声が聞こえてこないのは…『僕』は蛙ほど狂おしくなかったからだと思います…。
0人間が蛙の鳴き声をうるさくて邪魔なものだと感じるように、 >君に 会いたい >君に 会いたい > >君が 恋しい >君が 恋しい という「僕」の声も、誰かにとってはうるさくて邪魔なものだと感じてしまうのではないか、という切なさを感じました
0ちょっと変な読み方ですが君に会いたいの部分があ、痛いの様な読み方をすると、それだけ痛切に会いたいんだと読めるような気がしました。さらにあ、遺体と読むと、詩=死ではないですが、詩と言うこの作品全体を司る視点が出て来るような気がしました。ちょっと皮相な見方ですが、このような読み方アプローチもありかと思いました。
0alice1017さん、コメントありがとうございます。 蛙の声も私の書いた詩も人それぞれ受け止め方に違いがありますね。 私は蛙の鳴き声に風情を感じます。
0エイクピアさん、コメントありがとうございます。 その読み方、面白いですね。 参考になりました。
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