別枠表示
話
私のいないところで 私のことが語られる。 直接語り合うことなく 空気の読み合いで、 そして ほとんど誰とも語らなくなる。 とても孤独で ただ、孤独なのが普通になった。 生き方は人それぞれと 言うけれど、 それは忖度されたもので 本当に自分が選んだものなのだろうか。
話 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 817.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-05-21
コメント日時 2017-05-21
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「忖度」という、普段はあまり使われないのに、時事ネタ的に話題になっているワードを、どこまで活かすことができているか、ということですが・・・この作品に関しては、後付けの無理な感じが目立つような気がしました。 一二連めは、他者と私の関係を、私から離れたところで見ているわけですが、三連目からは「私」の独白になりますね。二連目と三連目の間に*を置いてみるとか、少し行間を開ける、などすると、〈空気の読み合いで、〉の後に、言葉にできないなにか、が省略されている、その部分がより、匂い立ってくるように思いました。 〈とても孤独で ただ、孤独なのが普通になった。〉 言葉を重ねるのは、強調の為、でしょうか、あるいは、よりよい言い方が見つからず、仕方なしに同じ言葉を用いてしまった、のでしょうか。読者としては、語り手にとっての孤独、その質感というのか、どんな状態なのか、ということを、より詳しく知りたい。普通になった、とありますが、孤独の状態に日々置かれている、その時の気持について、知りたい、と思います。 自分が選んだ、ということは、他者によって不在のまま語られる私、という状態に堪えかねて、自分から離れた、ということ、なのでしょうけれど・・・それは、そういう状態に追い込まれた、のか、自分で選んだのか、そこを悩んでいる、のかな、と感じました。 他者に伝えるために、比喩を用いる方法もありますね。水に浮ぶ一面の花びら、その中で一枚だけ、なぜか他の花から離れて、泥の岸辺に打ち上げられた花びらの光景とか・・・夜の窓の明り、その光に取り残された一本の街灯とか・・・今の加藤さんの心象にあう光景や情景が提示されると、より、心象がリアルに伝わって来ると思います。
0ちょっと厳しい書きこみになってしまいますが、現代の生きづらさに関してキャッチ―な、掴みある冒頭ではあるけれども、そこから独白として面白い展開がなされなかったかなぁ、といった印象を受けます。 と、いいますのも、詩というのも、私個人はパフォーマンス、芸の側面があると思っておりまして、この詩でお客さんが、読み手をぐっと掴ませることができるか、といえば、そのレベルには達していないと思うのですね。文の明快さというのはいいと思うのですけれど。 まりもさんが指南されてますように、何か素材になる物なり、風景なりを足していくことが肝要でしょう。
0