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北極星
快楽に従え、それが世の流れ 自己責任と突き放すのが今流の愛さ 虚空に轟いたのは誰かの凱歌 理性を駆使して世間を渡れ 空を見上げる男が一人 脳裏に描いたひとつの希望 なのにそれを打ち消す論理的思考 これは目標なんかじゃなくただの祈り かつて男の夜空には、あの光が瞬いていた いつも同じ場所で輝く北極星だ 星は言った、変わらぬものがこの世にあると 今、眼に映るのはどれもこれも流星だ 儚い命が叶えるのはどんな願いだ 男は信じる、それでもどこかに永劫の星があるはずと
北極星 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1462.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 22
作成日時 2019-05-08
コメント日時 2019-05-10
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 6 | 6 |
前衛性 | 3 | 3 |
可読性 | 6 | 6 |
エンタメ | 5 | 5 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 22 | 22 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 3 |
前衛性 | 1 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 1.7 | 2 |
技巧 | 0.7 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 7.3 | 9 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
『今、眼に映るのはどれもこれも流星だ』 多様化、細分化していくのは社会の宿命かもしれませんが、一方で寂しさなども感じますよね。 アイデンティティの希薄化とでもいうか、足場なき時代にどう生きるか、 何を信じるべきか、哀愁亭さんの想いが込められていうように感じました。 個人的には、現代に生きる人たちに潜在的に共有されてるテーマなのでは?とも思います。 (なお、ある種のテーマ性なり精神性?の評価という意味で、今後はエンタメなり前衛性なりにポイントを入れていこうと思います。とくにポイントの項目が存在しないと思うので)
0tOiLeTさん、ありがとうございます。 ヴァレリーでしたかね、ボートは後ろ向きに漕ぐものだ、そんな風に人は未来へ進んでいくんだって言ったのは。なんかまあ、そんな気持ちで書きました。
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