いのちに還ろう - B-REVIEW
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ことば

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花骸

大人用おむつの中で

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これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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いのちに還ろう    

金魚の素が垂れ落ちて 湯の中に向かうと―それは いのちあるように動き出す 身近な自傷から金魚を生む 別に何に使うわけでもない素を 持っていても仕方がないから 金魚にするしか道がないのだ さてこの素は鉄が原料なので ¡金魚は生きています!、 いつも: 水が無くなると流れるいのちを とどめておきたくて―しばらく 湯を張ったままにしていたら____金魚は緑色になり 虫は湧き ¿これは地球と同じですね? いのちの汁物が出来ている: 金魚を散らすぼく自身も 金魚に変わっていく 消えないようにあたたかく 染まった湯の中で眠って 生まれたところに帰るだけ 生まれたものへ帰るだけ ¿それが何か─おそろしいことか?


いのちに還ろう ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1569.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 12

作成日時 2019-04-26
コメント日時 2019-04-30
#テキスト #動画
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性75
前衛性32
可読性11
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成10
総合ポイント128
 平均値  中央値 
叙情性2.32
前衛性11
可読性0.30
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成0.30
総合44
閲覧指数:1569.4
2025/04/14 11時19分38秒現在
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    作品に書かれた推薦文

いのちに還ろう コメントセクション

コメント数(2)
stereotype2085
(2019-04-27)

「金魚の素」という表現を使って、徐々に命の循環へと言及していく書き方、とても面白いと思いました。ただ最後の「¿それが何か─おそろしいことか?」に繋がる描写がなかったためにか、僕個人としては「いや、別に恐ろしいとは思ってないんだが」と一瞬感じてしまいました。ラストに繋がる伏線があればこの作品はもっと活きたと思います。

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仁川路 朱鳥?|
(2019-04-30)

stereotype2085さん コメントありがとうございます。不潔さと感染症への言及(特に自傷した後なので)が確かになかったなあと読み返して思いました。

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投稿作品数: 2