影 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

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大きな眼をした黒い影が こちらの方をじっと見据えている 吼えるでも無し 大きな目玉をぎらつかせ 此方をじっと見据えている 遠き春の日 影は小さかった それが段々と大きくなり 私の後をついてくる ひたひたひたひた 夜に隠れてついてきては 私の方をじっと見据えている 影はどんどんその黒を濃くして 朝明の微光の中にさえついて回る 私の憂愁を嘲笑うかのように 影はより一層黒を濃くし 私について回る ひたひたひたひた ひたひたひたひた 逃げる事が出来ない私は ただ影に乞う 見ないでくれ 見ないでくれ


影 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1326.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 5

作成日時 2019-04-26
コメント日時 2019-04-26
#テキスト #酷評OK
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧22
音韻00
構成33
総合ポイント55
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧22
音韻00
構成33
総合55
閲覧指数:1326.7
2025/04/10 01時40分41秒現在
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    作品に書かれた推薦文

影 コメントセクション

コメント数(2)
せいろん
(2019-04-26)

はじめ、猫のことかと思ったのですが(藍猫さん、という作者様というのもありますね!)、別の解釈を考えました。 主人公は一人になりたい、孤独を味わうように恥じらいを抱いている。 しかし影は主人公に只管付いて回る。私の影だから。もはや影さえ、鬱陶しい。見ないでくれ、今の自分を。 そんな感じの解釈をしました。 本当に私の解釈はアテにならないので気休め程度にお聞き流しくださいね!笑 藍猫さんの詩はシンプルでいいですね。

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藍猫
藍猫
(2019-04-26)

せいろんさん 成る程…自分でも読み返してみて猫っぽいなと思いましたがそんな高等テクニックは持ち合わせてないのでもっとシンプルな解釈で大丈夫でした笑 後者の解釈で合ってます コメント嬉しかったです 有難うございました

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投稿作品数: 2