あぶれもの - B-REVIEW
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ことばという幻想

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花骸

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あぶれもの    

理不尽な作り話なんだけどね。 光る杖を掲げた、白髭の神様に、ある日突然『ひとつの当たり前を殺しなさい』って言われたら、僕ら何を殺せばいいだろう。 幽霊は怖いという概念? 嫌いな人は明日も嫌いとは限らない理屈? 夏休みの宿題の煩わしさ? 怖いがぼやけたら、僕ら暇な時に盛り上がる話題を、二割くらい失って。 嫌いの歯止めが効かなくなれば、僕ら今日の敵は今日のうちに、エグい目付きで叩き潰して。 宿題の無い夏休みは、大人になってから思い出した時、二度と取りに帰れない忘れ物をしてきたような穴に気づく。 まあ、作り話なんだけどさ。 あふれているものから、あぶれものを出そうとした時、僕らはそれが『無駄』かどうかで測るけど。 無駄なものは、案外殺した後に、無駄じゃなかったものに変身したりするんだよね。 映画の中盤で、どうでもいい奴が死んだ後に、実は英雄だったりする現象に似てるね。


あぶれもの ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 1514.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 7

作成日時 2019-04-16
コメント日時 2019-04-23
#テキスト
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性00
可読性33
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント77
 平均値  中央値 
叙情性1.32
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合2.32
閲覧指数:1514.3
2025/04/14 16時30分34秒現在
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    作品に書かれた推薦文

あぶれもの コメントセクション

コメント数(1)
ふじりゅう
(2019-04-23)

拝見しました。 とらえどころは良いと思いますが、やや道徳的な、教育的な路線に傾きすぎているのかなぁと感じました。 詩と道徳は割と水と油みたいなものだと個人的には感じています。絵本や物語として教育じみた話を構成するのはまだしも、詩で語られてしまうと (いや知らねえよ) と読者の多くが思ってしまうと考えているためです。 また、推敲不足を若干感じます。1行目 >理不尽な作り話なんだけどね。 読者目線で考えると、作り話っぽさがありません。どちらかというと、 >例えばの話なんだけどね。 や、 >ただの一人語りなんだけどね。 の方が文脈には合っているかと。

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