旧宝島 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

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旧宝島    

君の街と僕の街は点と点 建造中の巨橋は夢物語だ ずっと気が遠くなる昔 金に人々が神を見た頃 君の住んでる辺りは 宝島と囃されていた 採掘の瓦礫を船で運んで 何十年も捨て続けた結果 島が出来たらしくて それが僕の住む辺り 地図を拡げ2つの島の間に 無闇矢鱈と乱雑に線を引く 存在し得ない橋の上を 君と確かに歩いている こちらとむこう? そっちから見れば こっちがむこうで 境界線は既に無効 遙かに宝島が黄純んで搖れる  発破音が1日の終わりを唄う


旧宝島 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 1515.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 5

作成日時 2019-03-22
コメント日時 2019-03-24
#テキスト
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性00
可読性11
エンタメ11
技巧00
音韻11
構成00
総合ポイント55
 平均値  中央値 
叙情性0.71
前衛性00
可読性0.30
 エンタメ0.30
技巧00
音韻0.30
構成00
総合1.71
閲覧指数:1515.3
2025/04/14 11時57分57秒現在
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    作品に書かれた推薦文

旧宝島 コメントセクション

コメント数(3)
渡辺八畳
(2019-03-23)

題名はとてもよい。 本文は今までなら「歌詞っぽい」と言われたようなものだ。しかし今のビーレビでは動画投稿が可能であり、ぽいでなくまさに曲付きで歌詞を投稿することができる。従来のネット詩投稿掲示板では「歌詞っぽい」はそれはそれで評価もされたりしたが、上位互換があるビーレビにてはある種相対主義でそれていたその評価もされないだろう。 改めて、テキストのみの表現とはなんなのかを考える必要が出てくる。

0
ふじりゅう
(2019-03-23)

詩として描写が不足気味で、場面場面がイメージし辛いと私は感じました。難しい漢字をあえて使っており、冷涼な雰囲気作りには成功していると思います。 うたう、をなぜ唄うとしたのかが非常に疑問です。唄うはほぼ歌うと同じ意味で、ただ「小唄」など邦楽に対して使われる漢字。邦楽っぽい要素を付け加えたい理由が文脈的に見つからなかった為、別の意図があるのか、よく分からなかったです。(例えば「謳う」とあれば、意味は充分伝わりましたが)私の知識不足かも知れませんので、悪しからず。

0
No.13
(2019-03-24)

ご拝読並びにご感想を頂きましたお二人の方々、誠に有難う御座います。 この作は、ある歌手の歌を車で聴きながら建設中の道路の下を通った時に浮かんだイメージが元になっています。 題名に関しては、その時に流れていた曲が"新宝島"というものだったので、そこから拝借しました。 僕の中での詩の定義を申し上げますと、朗読に耐え得り尚かつ暗唱できる範囲(長さ)のものとなります。 もちろん長文の詩が駄目という訳ではありませんが、読む方のストレスなどを配慮すると、極力言葉数を減らして伝わり易くしたいと考えています。 しかしながら、表現を削るあまり描写不足と受け取られたようで、表現の省略の難しさを思い知りました。

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投稿作品数: 1