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誰かの声
“自からの主は自己である” この言葉がよぎったのはいつだっただろう 深い穴に落ちた時に 煮え立つマグマに触った時に 敵に襲われた時に 一番辛い事を何度も何度も繰り返して 気が付いたらまた同じステージに立っている そんな時にも “他人がどうして主であろうか” 幾度も幾度も 神はいないと思い知る でも響く誰かの言葉 僕は たとえ誰かに動かされていようとも 僕の体は 僕の意思で立ち上がる “自らを整える事で、最上の主を得る” 恐れない 怨まない 怒らない 炎のような情熱のまま “勤め励むのを楽”しもう “おのれ心を護”りながら “自己を難所から救い出”すのは そして姫を救い出すのは 僕自身だ 頼りになるのが僕一人のこのステージ “角の如くただ一人で歩め” キノコを口に 全力ダッシュから飛び上がる 誰かの声を頼りに 軍団と繰り返す死に討ち勝とう 「ホッホー。マンマミーア」 明るい声を出して
誰かの声 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 941.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2019-02-02
コメント日時 2019-02-06
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
スーパーマリオのように、一人でこの世界を闘っていかなければいけない決意の強さを感じました。 最後の二行に自分の気持ちも明るくなりましたよ。 姫を奪取できると良いですね。
0今野よーよー@poetさん、こんにちは。 むしろスーパーマリオですね。 それと要所要所に挟んだ言葉、実は原始仏典のダンマパダ(法句経)とスッタニパータ(経集)のものです。 マリオに個人的に背骨となった言葉を語らせ、仮託してみました。 気に入っていただいたようで、なによりです。
0詩で元気になれますね。ありがとうございます。
0拝見しました。なるほど、「誰かの声」とは操作主のことか、と発覚した瞬間本作が突然色めきだし、非常に魅力的な詩になります。「発見」と「喜び」を味わえる詩です。
0環希 帆乃未さん、こんにちは。 マリオはマリオで不屈ですしね。そういう点も出せて、そう感じさせれたかもしれません。 ふじりゅうさん、こんにちは。 普通に釈迦の言葉のつもりだったんですが。 なぜか届くはずのないマリオの耳に届いてしまったたつもりで書きました。 ただ、作者の自分が呟いた、プレイヤーでもある自分の言葉がマリオに届いた、可能性は十分にありますね。 ”「発見」と「喜び」”自分自身も感じましたよ。
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