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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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l*st for you    

流れる花の ゆっくりと踝を浸す 蒼褪めた頬に 口を寄せて 100円のライターで 風景が燃えていくのを見て笑う 私/犬の頭に穴を開ければ 虹色の闇が溢れ出す 嫉妬深い猫達の抽象の牙を折り 繁殖を準備する穢れた濡れたおまんこ 偽りの祈りを幾つ齧っても塩の味 祈り等無いのだと知っていて 君の手を離した 私は温い血を握りしめている 視ていた のは 無限だ 散る匂いを無視して さんざめく声の嘘の本当 吐く息は白く 泣いていただろうか 味気無い地獄に転生しても 覚えてる/忘れるだろう 焦げ付くベーコンの匂い 美味しそう/吐き気がする こびりついた感情の肉片を払う覚悟 が ためらい傷ばかりが増える 蒼褪めた夢を見ていた 幸福な夢だった 夢を視ている 殺される青 私は笑う 無限だ、って


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作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 1204.9
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2019-02-01
コメント日時 2019-02-15
#酷評OK
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:1204.9
2025/04/10 06時38分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

l*st for you コメントセクション

コメント数(3)
エイクピア
(2019-02-02)

視ていたのが無限だったり、無限だ、ってとら笑う私。 「蒼褪めた夢を見ていた 幸福な夢だった 夢を視ている」 こう言う連が詩のトーンを柔らかくしていると思うのですが、/を介した相反する感情や、犬と猫の対比から来る内容も興味深い詩内容になって居ると思いました。

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環希 帆乃未
(2019-02-03)

うぅむ。いつも拝見している詩とは違いますね。でも、向き合っている詩であると思います。反発しているところも含めてです。

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まりも
(2019-02-15)

「偽りの祈りを幾つ」い、の音の連なり。「抽象の牙」は、音としては中傷、に響かせようとしているのか。 「穢れた」という自らの認識を入れるべきか、否か。(入れなくてもいいんじゃないか、ここは。繁殖を準備する濡れた~、では、あまりにもそのまま、だけれど。) 「さんざめく声の嘘の本当」そう、嘘、フィクション、虚構でしか表現し得ない、自らの真実、本当、を書きしるすこと、が・・・詩の機能のひとつ、ではあるはず。でも、嘘の本当、とつなぐのは、少し安易ではあるまいか・・・全体で、嘘の本当、を示すこと、が、詩であると思うので。 「こびりついた感情の肉片を払う覚悟 が」必要、なのか、欲しい、のか、無い、のか。そこを伏せて、ためらい傷に持っていく(一行アケでいったん、切り替えを入れて)潔さが小気味よい。

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