獰猛の月 - B-REVIEW
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獰猛の月    

女を生けたその夜 組子式ニューロンは溶かれる 次亜塩素酸ソーダにやれた拳が 正しく鉄槌を振り下ろす 点滅灯に行き先尋ねて 墓場で掠めた酒だってうめえ 指先欠けた船大工がにやけて 蟹の体操 飛行場 鋼板加工場の禁足地帯へ 火花に濡れて、埋めてしまえよ


獰猛の月 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 999.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 4

作成日時 2019-01-22
コメント日時 2019-01-29
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性11
可読性11
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成11
総合ポイント44
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性11
可読性11
 エンタメ00
技巧11
音韻00
構成11
総合44
閲覧指数:999.8
2025/04/10 06時10分29秒現在
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    作品に書かれた推薦文

獰猛の月 コメントセクション

コメント数(2)
社町 迅
(2019-01-27)

小雨と外灯の風景を感じました。陶酔というかそんな上品なものではなく、アルコール…ではないでしょうが、筋肉が張っている感覚もあります。 好きな作品だと思いました。

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斉藤木馬
(2019-01-29)

社町 迅さま コメントありがとうございます。「筋肉が張っている感覚」、私にとって新鮮な評をいただくことができました。作中主体がいつになく能動的なのです。てっとり早く、人間のくさみを嗅ぎたかった。

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投稿作品数: 1