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黄金色
彼女の黄金色を 手で梳く それは長く 金の糸の輝きは 揺れ動く度に 輝く 夕日輝く波のように ずっと 君を見て 君はいつも不思議そうに見つめてくるから 何も言わずに じっと ずっと だから黄金色の素となる物を出さないでくれ 何も言わずに 豪快な音と共に 黄金色に染めあがってしまった尻尾に またしても下痢気味の糞便がかかった 元々は真っ白だった尻尾は 下痢便で染まって 輝く黄金だ 本日尻尾を洗って三時間目 百頭分の汚れた尻尾を一人で洗っている 大体の尻尾は洗えば白く 嫌がらせのように汚す奴のは いくら洗っても全く価値のない黄金色だ 嗚呼 下痢便垂らしてまた汚す 大丈夫 また洗うから 彼女たちの黄金の尻尾を 一本一本 湯につけ手で梳き 輝かせる 牛たちの不思議そうな眼差し じっと見つめてくるも また尻尾に水気の多い糞をかけた まあいいさ きれいな黄金色を輝かせればいい 黄金の輝きを 牛の尾が光を発するようにすることを 喜びとしよう
黄金色 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1194.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2019-01-21
コメント日時 2019-01-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
すいません。間違えて選評にしてしまいました。 お手数ですが、修正をお願いします。
0んー。喜びとして感じさせる言葉が少ないように感じます。ですが、良い詩だと思います。
0タグ対応、もちっとお待ちくださいね
0環希 帆乃未さん、こんにちは。 牛の尻尾を延々と洗っていると、賽の河原で石を積み続けているような気分になってきます。 いくら洗ってもすぐに汚されるので。(酷いときは洗い終わった瞬間汚される) なので喜びを詠うに詠えないところがあります。 それでも観念して喜びとしよう、という風に書きました。 だから喜びを感じさせる文言が出てこなかったわけです。 とはいえ、良い詩とは。ありがたいです。 沙一さん、こんにちは。 糞で染めあがった尻尾は、日にかざすと本当に黄金色なのです。 ミダスの手、というより、ミダスの尻尾かと。 正直どうかなと思った作品でしたが、すばらしいとの評価が。 感謝です。 渡辺八畳@祝儀敷さん、こんにちは。 すいません、お願いします。
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