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Letter to
三日月玉砕けて三日月ミルク溢れた 遠いとおい森のおく 少女は成長し少女ではなくなった キミの小指に駅舎を建てよう 季節は太古のメリーゴーラウンド 夢のなかの教会は浮遊する 鳴ることのない鐘の青さを映して 黄昏は今でも王様だから 存在が弧を描いて大気を破る ボクらはそうだな 涙を流せない宇宙人の泣き真似をしよう どうせキズモノ 買う人なんていやしないさ もし永遠が死児だとしても 消えない光はあると信じたい 炎に包まれた象が後肢で立ち上がり 夜空を吸いこもうと長い鼻を突き上げる そんな切実な祈り 雨降りの鼓動をガラス箱にしまって つづら折りの心を綴るよ 世界のためにキミは病気になり キミのために宇宙は病気になった 目覚ましの星を黒く塗って 今はおやすみ
Letter to ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1011.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-12-12
コメント日時 2018-12-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
退廃的な詩文なのに、優しいですねぇ。
0つきみさま 読んでくださりありがとうございます。 あとから考えると、詩を読み詩を書く人に向けたメッセージのような感じですかね。退廃的なものを書こうとしたわけではないのですが、そう感じられたのなら退廃的なのでしょう。 コメントくださり本当に感謝です。
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