別枠表示
境界
遠くに君が 立っていた こちらを見つめて 立っていた 碧い夜明けの空のような瞳だった 世界は静かだ 風がひと吹きしたと思ったら 美しい蝶が一匹君の肩に止まっていた 君はその蝶の帰りを 待っていたのか 僕は、君と僕の世界を分かつ 境界を、ひらりひらりと 越えていく、その蝶になりたいと思った 美しい君 君のシルエットが地平線の光に 溶けてゆく
境界 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1060.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-11-24
コメント日時 2018-11-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
幻想的な景。 立っていた、と、二度言い直す効果(2度めが必要かどうか) 風と共に飛来する蝶は、「きみ」自身の魂なのか、きみにとって大切な人の魂なのか判然としませんが、隔てられている、ということの切なさ(蝶になって触れたいと思うのに出来ない)がもっと迫ってくると、より引き込まれる作品になると思いました。 表面的なきれいさ、美しさが、どこに由来しているのか(失われた思い出は、とりわけ美しく見える、というような)伏線として描きこまれているといいなと思います。
0もしも、筆者様が現在悲しみに明け暮れていたら(度合い、強さに寄りますが)境界を書くと。作風自体が違うんだろうなと思いますし。肉迫や詩情をもっと表せるのでは?と考えました。
0まりもさん お読みいただきまして、ありがとうございます。 ぼんやりとした情景をメインに描きたかったのですが、 確かにもう少し情緒的な描写もあってよかったかな、 といただいたコメントを拝読しまして思いました。 ありがとうございます。 つきみさん お読みいただきまして、ありがとうございます。 自分の中にあるものを言葉にしていくこと、本当に難しいですよね。 詩情を生む言葉の編み方と向き合っていきたいです。
0小林素顔さん お読みいただきまして、ありがとうございます。 このままの姿の作品を気に入っていただいことにつきまして、まずお礼申し上げます。 感情的な言葉も入れ込むかは、確かに考えた部分ではあったのですが、 この作品ではあえてこれくらいの描写にとどめました。 しかし、先のお2人もおっしゃってくださったように、まだ掘り下げるべき部分もあったのかもしれません。
0