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紅葉を眺めながら
70、いや、80、頃だろうか しわくちゃの手をそっと かさねて 思い出そう 今どき?と思われてもいいから 一眼レフで写ろう 靡く髪から少しだけ 保乃香の匂い ハイスピードで駆ける原付 ハンドルをキュッとひねれば 簡単に死ぬ 消える ギリギリの人生に立ち 将来が真実か分からないけど 背中合わせで浸した話 沢山 クルマは無くなってるかも知れない。 故郷は過疎化で苦しんで 機械へ脳みそが移植された体で 「ホノカ」、と呟いているかもしれない。 電車は時速260キロで進み 殆どが24時間営業になり 昼夜は無くなり 轟轟うるさい 日本 だから、海を見に行こう。 しょっぱいあの時を 感じにいこう 歌いながらさ。 遠くを旅しないか。真っ赤に染まって 枯れ落ちるだろう 紅葉と 同じようなぼくたちを 眺めに行かないか。もう一度。
紅葉を眺めながら ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1059.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-11-23
コメント日時 2018-11-23
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
作品としての魅力はとても薄い。ただ、この作品を書かなければならない心情をとても感じる。それはとても困難なテーマだと思う。
0みうらさん、コメントありがとうございます。 そうですね、本作は個人へ宛てた手紙のような作品ですね。 本作は(我ながら、でもありますが)おっしゃる通り、非常に困難なテーマに挑戦しています。ひょっとすると、本作が良作か否か、そんなことすらどうでもいいくらいの非常に困難なテーマでしょう。 他方で、個人への手紙のようなものをなぜこの場所にあげたのか。これは非常に難しいテーマではありますが、端的に述べると「載せたかったから」となりますね。また、書かなければならない心情、お察し頂き感謝いたします。
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