別枠表示
ムーンチャイルド
「さきにお風呂に入っているね」 と言った彼女の あとを追うように 風呂場に入ったら 彼女は 浴槽で バラバラになっていた バラバラに バラのように 赤く 壊れ 乱れ 咲いていた 僕はそんな彼女をなおそうと 復活を願い 自分の精液を浴槽に垂らせば たちまち湯船はピンク色に満ちて 世界ごと 再構成されてゆく 綻び 紡がれてゆく 蘇った彼女は 「ヤダ・・・ハズカシイヨ」 と言った そんな彼女に すがりつくように 僕は月に飛び込んだ
ムーンチャイルド ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 964.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-11-20
コメント日時 2018-11-21
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ちょうどいいシュルレアリスム
0拝見しました。 物凄くパワーのある詩です。詩情、というものはこういうことなのかもしれない、と何となく感じつつ。 バラバラになった彼女の浴槽に、精液を垂らすと、彼女が蘇る。まるで白昼夢のような内容ですが、蘇った彼女の言葉がカタカナであることに、若干の恐ろしさも感じました。
0