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言わざりし言葉
煙に当てられて、網戸の目も抜け出していけぬ蚊のように あぁ、、、消えてしまった
言わざりし言葉 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1328.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-11-14
コメント日時 2018-12-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
蚊取り線香の威力を調べようと思って、蚊に煙を当ててみたら、手足を縮めるようにして落ちて死んだことを思い出しました。一瞬、ぞっとしました。 この二行の短詩で、消えてしまったのは、なにか・・・題名に「言わざりし言葉」と明示されてしまっているので、言葉、と「答え」が出てしまうのですが、短絡的に「答え」が出てしまう流れではなく、題名と本文との間に、あと一息、余白やずらしがあるとよかったのではないか、と感じました。 あるいは、例えば ルナールの 蝶/二つ折りの恋文が花の番地を探している 蛇/長すぎる のように、エスプリの効いた比喩の面白さを伝える、ということであれば、 言わざりし言葉/煙に当てられて、網戸の目も抜けだしていけぬ蚊 と止める、など。 言いかけて、飲み込んで・・・のどのあたりに挟まったまま、という不快な感じが、うまく出せるといいなと思いました。
0おはようございます。短詩で短い命を描くことの かなしみを想いました。 言わないでいた言葉を蚊に例える。せつないです。 蚊はそういえば、虫偏に文なのですが、 おそらくそこは関係ないのでしょうが、よく思いつかれたなあと思うのです。 味わい深いのは、 網戸の目から抜け出せない蚊の死骸は、普通に考えると見えるはずですが、 消えてしまった言葉ってモノも、話手にとっては 苦くも死骸のように存在している。 言葉の死骸を あぁ、、、消えてしまった ↑と、表現しておられ この、詠嘆が私には たまらないです。
0まるで自分のことのように、短い詩をタイトルに戻り、また最後に目をやり、 あぁ、、、消えてしまった それはなんだろうか。か細い、か弱い何かだろうか。網の目すら抜けられない、生命。シャボン玉の歌のシャボン玉消えた、という歌詞が浮かびました。どんな言葉だったのだろう。とても印象ふかいですね。
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