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けらく
赤銅色の祖母が玄関に 腰掛けている 今日は調子が悪そうだ 水を コーヒーカップに一杯 持っていって 飲んでもらおう 唇を濡らすくらい、を続けて 祖母は飲んだ
けらく ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1072.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-11-10
コメント日時 2018-11-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
けらくって、煩悩から解放されて得られる安楽のことなのですね。 仕事から解放感された後の、ゆとりがある年金生活を送られているのかなと想像しました。 でも調子が悪くて水もそんなに飲みたくなくなって、この世からも解放されようとしているのかなとも読めました。
0「赤銅色の祖母」ってどんなものだろうと考えてみて、人生に疲れ切って倦んで赤銅色に錆びついてしまった老婦人を思い浮かべましたが、この謎めいたフレーズで短い作品に彩りがついていますね。「濡らすくらい、を続けて」との表現も「トビウオ」を思わせる表現で好感を持ちました。
0コメントくださったみなさん、ありがとうございます。 >> ༺❦柿原 凛☂༻ さん この作品を眺めながら、タイトルどうしよう、と思っていたときに、頭のなかで「けらく」って声が聞こえたので、具体的には某戦国アクションゲームの織田信長さんの声で(セリフにあるんです、たしか)聞こえたので、付けてみました。なので、実は意味は後付け的な感じなんですけど、「けらく」には「快楽」と「化楽」とあって、どちらの意味としても「まぁ、悪くないかな?」と思っています。 >>stereotype2085さん 「赤銅色の祖母」は、おっしゃる通り、くすんだ十円玉みたいな色。「、を続けて」は書き終えたあと、しばらく経ってから付け足しました。人間、歳をとって疲れてくるとこんな感じになる、ということは、いつか自分もそうなる可能性があるわけですけど、それも長く生きているからこそそうなる、んですよね。 >>蔀 県さん 過大なお褒めの言葉……恐縮です。「作中人物たちの感情がいっさいわからないまま」、たしかに、と思いました。僕はあまり感情を書かないのかもしれません。そうしないと書けない、っていう部分もある気がします。自分を理解する助けになります。ありがたいです。
0galapaさん、コメントありがとうございます。 こう、カッコよく美しい文章を書きたい、という気持ちもあるんですが、結局こういう感じの文章が自分の身の丈には合ってるような気がしています。
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