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ドライブ
僕は少し元気がないのだけれど 夜の海 ドライブは単調でも 一切はテールランプへ 流れて霞む 僕は一人で高速を跳ばす つめたい瞳と見つめあい 夜の海を見つけた ヘッドライトは どこも照らさず なぜか僕の内側を照らす 単調なドライブ 味付けに 雨 君にも僕にも誰にでも 湿気た匂いに 見覚えがある 乾いた皮のハンドル握り どこに行こうか? 黒い海を抱えて
ドライブ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 937.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-11-03
コメント日時 2018-11-07
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
つめたい瞳・・・あるいは、それは前を行く車のテールランプなのかもしれません。 夜景を見ると、胸を締め付けられる、と語る人がいました。 誰かが、確かにそこにいる、その切なさに胸がきゅうっとなる、と・・・ 前を行く車の中にも、同じような孤独を抱えて、黙って走っているのかもしれない。その、無言の連帯感というようなものと、私たちを包み込むように広がる暗い海、そして、自分の内面にも、同じように広がる海があることへの内省。 静かな作品ですが、自分と向き合う時間を大切にとらえた作品だと思いました。
0ひとり夜のドライブをすると、内省的な気分になる。共感できます。 現実の海と心に抱えた黒い海、それが重なりあってゆくところが美しいと思いました。 ドライブには終わりがありますが、内省のドライブは終わりがないのかもしれません。 雨も効果的で良い作品だと思いました。
0評をくださり、ありがとうございます!とても嬉しかったです。 まりもさん つめたい瞳はテールランプかも…意図していなかったのですが、とても映像的で情緒的ですね。自分の詩であるのに、新しい切り口を頂けありがたいです。 岩垣さん 車内って、外なのに外でないというか、音が聞こえるのに遮断されて籠って聞こえて、内省を促しますよね。私も自分を省みる旅は終りがないんだろうと思います。
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