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詩 第十五
私たちの頭の 残像のような健やかさが 重く 誰のでもないもの、の 残酷な優しさに 目を腫らしている間にも 私は鳥。 アスファルトの雨を受けて 誰か、気付いてはくれないのか あるはずのない心の 内側から。
詩 第十五 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1026.3
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投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-10-31
コメント日時 2018-11-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
誰のものでもないものは強く公共のものを意識させられます。そこから惹起される残酷な優しさは具体的な提示が無いだけに雰囲気があると思いました。直ぐ次の行で、目を腫らしたと描写がありますが、これでもじゃあどうして目を腫らしたんだと、雰囲気が湧いて来る予感があると思うからです。「私は鳥。」と言う断定にも惹き付けられます。
0一行空きが気になりました。
0ぶ。ひ。 テルーの唄において、”鷹(=前述されていたイメージ)のようなこの心”とありますが、概ねそういったものです。詩 第一においても触れましたが、一行空かしは意図的に行われたものではありませんでした。何の気なく、です。それを提起されるに至り、不思議な思いです
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