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「寂花の雫」
一人になりたい けれど独りは怖くて 心の何処かに違和感を残したまま 景色に溶け込もうとしている それでも隠せない牙は今 悲しいくらいに錆びついて 瀞に眠る歪んだ価値観と偏った信念 彼らはやがて 憐憫の情と優越感に似た棘となり 祈りの水源で脈動する泥の心臓が 音をたてて罅割れていく 涙混じりの君の金切り声も 堅く閉じた瞼のように両耳を塞いだ 僕には聞こえない 清々しいほどの諦念で覆われた 青空を見上げては 今は遠くで蜜を吸う 君の羽音を想像しながら 僕はこの地で静かに雨を待つ (瀞とは、川の水が深くて流れが非常に静かなところのことです。)
「寂花の雫」 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1021.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-10-31
コメント日時 2018-11-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
はじめまして、運営の渡辺八畳です。 HIROKIさんは「濁」で今月の投稿3作目です。 B-REVIEWでは現在詩の投稿は月2作までとなっています。詳しくはガイドラインを参照してください。 そのため「濁」は削除させていただきました。ご了承ください。 なお「濁」を11月分として再投稿することは可能です。
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