「寂花の雫」 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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「寂花の雫」    

一人になりたい けれど独りは怖くて 心の何処かに違和感を残したまま 景色に溶け込もうとしている それでも隠せない牙は今 悲しいくらいに錆びついて 瀞に眠る歪んだ価値観と偏った信念 彼らはやがて 憐憫の情と優越感に似た棘となり 祈りの水源で脈動する泥の心臓が 音をたてて罅割れていく 涙混じりの君の金切り声も 堅く閉じた瞼のように両耳を塞いだ 僕には聞こえない 清々しいほどの諦念で覆われた 青空を見上げては 今は遠くで蜜を吸う 君の羽音を想像しながら 僕はこの地で静かに雨を待つ (瀞とは、川の水が深くて流れが非常に静かなところのことです。)


「寂花の雫」 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1079.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-10-31
コメント日時 2018-11-01
#受賞作
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:1079.1
2025/04/13 21時12分26秒現在
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    作品に書かれた推薦文

「寂花の雫」 コメントセクション

コメント数(2)
渡辺八畳
(2018-11-01)

はじめまして、運営の渡辺八畳です。 HIROKIさんは「濁」で今月の投稿3作目です。 B-REVIEWでは現在詩の投稿は月2作までとなっています。詳しくはガイドラインを参照してください。 そのため「濁」は削除させていただきました。ご了承ください。 なお「濁」を11月分として再投稿することは可能です。

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HIROKI
(2018-11-01)

申し訳ありませんでした!

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投稿作品数: 1