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駐車場から
ガラスの内側を人々が犇めいている。 屋内を満たしている、冷たい明るさ。 今日、わたしたちを取り囲む、光のないーー。 寂しさとは呼ばない、絡めとられも。 賢い鈍感さで泳ぐ、それが わたしたちに備わったhow to…… 一帯を青く濡らす月の 見下しての哄笑。 そんなのぁ、煙草ふかして煙に巻け。
駐車場から ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1002.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2018-10-30
コメント日時 2018-11-03
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
蛍光灯に照らされた室内に、ひしめく人々・・・そこには「光」がない、ということか。 屋内の冷たい明るさを、外から観ている「わたしたち」には、「光」がない、ということか。 前者の読み方をすれば、屋内の人工灯に照らされた人々には、自然の豊かさがない、ということになり・・・後者の読み方をすれば、光=希望、屋内に入ることを拒まれた(あるいは自ら拒否した)者の視点となる・・・ 無駄を省いた詩行であるがゆえに、光の捉え方で姿の異なって見える作品だと思いました。興味深いです。
0まりも様 こんばんは。コメントありがとうございます。もう付け足したり削ったり、また付け足して削ってでした。一時はたった一行だったりして汗。無駄は極力省いたつもりです。 結果、全体像をつかむのにつかみづらいことになったのは、力のなさですね。 ともあれ、久しく書いていなかったので、エスキースとしてはまずまずに落ち着いたかな、という感じで、今後も精進します。 コメント、改めて感謝します。
0いばらの道を進まれている気がします。険しくて、長い道で、しかも競争相手がとても多いジャンルの詩なので、武術と肉体は役に立つとおもいます。詩を書いている人間の99%は先生と同じジャンルの詩を書こうとしているようです。
0オオサカダニケさま 文学のジャンルのなかに詩という形式があるのは知っていましたが、詩にもジャンルがあるんですね。それは厄介だ。まあ、競争相手だのなんだのと言わず楽しく遊べればいいと思っています。遊びもつっこめば楽ではないけど、その分日常の生活や言葉の交換とは別の楽しみが得られるというもので、それがいばらの道なら贅沢ないばらか、さもなくば妄想にすぎないというところでしょう。 詩を書いている人間の99%が私と同じタイプの詩を書こうとしているかどうかはしりませんが、詩を書いている人間の100%が死にます。そして、100%のうちのわずかな作品を残して埋もれてしまう。でも、それでいいんじゃないでしょうか。そうした土塊もつくりながら詩という山がつくられてきたし、これからもそうでしょうから。そうやって望まれる山ができるのは嬉しく楽しいことです。見上げられるのが頂上付近であるにせよ、ままに山登りしたいという物好きもでてくる。そうした人々は知らず土塊であり山の一部である、頂上を支える埋もれた詩作品を足場にしていくのです。 あ、私は「先生」と呼ばれる仕事もしていないし、嫌いなので、今後このような呼び方はご遠慮ください。
0ほとんど虚無に近い印象を受けます. 褒めることのできる箇所を一生懸命探しましたが, 見当たりません. 駄目だと思った作品について, 駄目だと伝えるのは難しいですね. 要するに何ら新鮮なイメージも意味も音も生じていない, という話なのですが, 悪魔の証明のような話になってしまいます. 余りに具体性のない批判は反感を買うだけでしょうから具体的な指摘を試みます. 例えば「冷たい明るさ」や「青く濡らす」は「ありきたりな抽象概念」を「ありきたりな抽象概念」で就職しており, 全く面白味に欠けます. 作品全体どこにも具体性のある描写がなく, ありきたりかつ(悪い意味で)抽象的な言葉が散在している, という印象しかありません.
0就職しており→修飾しており
0完備さま コメント、ありがとうございます。納得しましたし、とても爽快です。これぞ合評形式の投稿サイトの醍醐味。とはいえ、反省がすぐに活かせるかどうかは別の話で。勉強になるなあ! コメント、改めて感謝します、全力で!
0ほらね
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