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パズル、 を解いている、 ピースとピースを埋める、とても、気持ちいい、それ、はとても気持ちいいのは当然で、凹に凸をはめ込む快感はわたし(あなた)を魅了してやまない、日々の雑念も怠惰も厭世も、全て浄化したまま弔いもしない、そんなだから、あなた(わたし)はついていない。 わたし(あなた)は最低だよ。 生まれたとき、ママのお腹の中に片割れを置いて来てしまったんだ、 きっと、あの子、わたし(あなた)を憎んでる。 いいよ、大丈夫、どうせ数十億年もすれば、また帰ってくるから。 君が死ぬ日は、きっと今生で最も美しい一日になるだろうな。わたしはクラッカーを買ってくるから、君は手を繋いで歌を歌っていてね、きっとすぐ、戻ってくるからね、 意味なんてない。、 その日のために明日があった。たった一粒の蟻(生きていない)を踏みしめるように。 わたしは嬉しいよ。 君にも死が訪れることが。 死だけが、私たちに寄り添って、かごを揺らしてくれる、君の死んだ空が輝く、その日は、どんなにか美しいだろう。 それを見るために、私は長生きしなくちゃね、そう言って、人参を割った。 10/26
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作品データ
P V 数 : 1137.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-10-26
コメント日時 2018-10-30
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ジグソーパズル、これは、やる、のか、する、のか、遊ぶ、のか・・パズル、だから解く、のでしょうね。 失ってしまった、私の分身・・・を探し続ける・・・シルヴァースタインでしたか、僕を探しに、という絵本を思い出したりもしました。 数十億年、など、思いきって「飛ばして」いるところと、地道なくらいに、丁寧に重ねて表現している(説明している)ところが、混在している印象。 わたしとあなた、頻繁な入れ換えが、効果に繋がらず、ややこしい、という印象を残してしまうような感もありました。 わたし、が、なぜ最低と言われてしまうのか?ほんとうの「わたし」を、置き去りにしてしまった、と、今の私を、責めているんだろうか。 自分を持て余しているような、そんな少し混乱した気持ちが、文体や主語の頻繁な入れ替わりに現れているように思いました。 ほんとに言いたいこと、を、もう少し絞っていくと、もっと面白くなるような気がします。
0「最低」というタイトルが覚悟を秘めていて、とても良い。内容の方は人間の存在そのものが、人間の本質そのものがどのように「最低」なのか踏み込めてないような気がするし、踏み込むつもりもなかったのかもしれないという印象。「最低」というタイトルの衝撃を上回る描写が欲しかった。
0三行目には下ネタがおありだ。
0拝見しました。 生ということを「最低」と言う理由ははっきりとは書かれていませんが、「片割れ」を置いてきたから、という情報はあります。片割れとはなんだろう、しかしもっと気になるのは「君にも死が訪れること」を「嬉しい」と言う主人公はやはり客観的に見て「最低」だからこのタイトルなのか、そんな夢心地のような世界から「人参」を割って詩が終了します。なんとも不思議な世界を作り上げる技巧に感服です。
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