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マンションからの風景
今年の秋は何か違う 澄み渡る空 立ち上る煙 紅葉する木々 金木犀のかおり 何が違うのだろう 窓に近づいてわかった あったものがなくなって なかったものがある たとえば屋根瓦 たとえば車庫の扉 たとえばブルーシート たとえば作業音 今年の秋は何か違う
マンションからの風景 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 954.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-10-12
コメント日時 2018-10-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
《澄み渡る空》からの四行と《たとえば屋根瓦》からの四行の、ともに最後の部分を、視覚から嗅覚・聴覚へ、おそらく意識して変化させている部分が良い、と思いました。欲をいうなら、五感全部入っていたらより良かったかな、という印象ではあります。
0コメントありがとうございます 詩は書き慣れていないものですから これから修練できればいいなと思います
0前半と後半の対比が印象的でした。それだけに >あったものがなくなって >なかったものがある という箇所は種明かしであり、読者としては描写の中でそこに気づきたかったとも思いました。つまり主人公目線とは別にもう少し「何かが違う」という不穏な気配、緊張感を楽しみたかった。 この構成であれば中心部分がぎゅっと締まると、前後半の対比がさらに鮮烈になる気がします。
0斉藤木馬さん、蔀県さん、コメントありがとうございます ここのみなさんは真剣にコメントされていて、私など恥ずかしい限りなのですが、精一杯頑張りたいと思います
0花緒さん、コメントありがとうございます やはりまだ余分な言葉があるみたいなので、今後は余白を生かせるような作品を作れるよう努力します
0良詩ですね。自然は何も変わらないのに、人工物はどこか変化している。一瞬災害があったための人工物の変化かと思いましたが、人工物は時を経るごとに着実に変わりゆくものですから、違うのかもしれません。ちょっとした危機感めいたものもあって僕は好きです。
0stereotype2085さん、コメントありがとうございます 九月上旬の台風の爪痕がいまだに残っていまして、マンションからの風景が一変してしまったんです ブルーシートの人工的な青さがどこまでも広がっているさまは、災害が他人事でなくなったという緊張を感じる次第です
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