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訪れ
いや、嫌、いや。 子供がぐずる。 空の曇った秋の日の、 台風の来る、夕暮れに。
訪れ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 990.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-10-06
コメント日時 2018-10-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
台風の来る、夕暮れ。における何気ない日常の描写から、筆者が「考え残した」あるいは「置き忘れた」感慨、想いを立ち止まって、振り返るというような印象を受けました。一瞬にして読み手に訴えることの出来る「短い詩」の利点を最大限活かしていると思います。もちろん技術あってのことですが。「いや、嫌、いや。」の出だしも含みがあり良いですね。
0この子供がどのくらいの年齢なんだろうと、想像されられました。 いや、嫌、いや。 の、後から一気に風景と子供が頭に飛び込んでくるようでした。 好きな詩です。
0stereotype2085 さま 雑多な情報が溢れる世の中で、ふと思い返した簡潔な情景を考えて書きましたことを読み解かれていて嬉しい限りです。ありがとうございます。 しょうこ さま 好きな詩、とのことありがとうございます。子供は何か大人に分からないことを察知する力を持っている気がしますね。
0こどもがぐずるのは何かを感じ、嗅ぎとるからなのか。お外に行けないのをぐずるか、秋の日の台風という一現象とこどもと、これからも生きることになるこどものあれこれを予期させるかの、そんな感じを与えます。
0台風というのはあくまで表面的な現象であって、子供はその奥に秘められた何かもっと根源的な「恐怖」を嫌がっているようにも見える シューベルトの「魔王」なんかも彷彿とさせる あと個人的に「子ども」でなくちゃんと「子供」としているのもポイント高い。「子ども」っておい熟語の構成ガン無視じゃねぇかって。
0湯煙 さま 子供の感性としては、周りは意味の分からないものだらけで、自分の横にあるモノから自分の感情に至るまで全てが雑多に揺れ動くように感じるのでしょうかね。いちど物心ついた人間はこういった感覚に対し恐怖を示すと思うんです。私もそうですが、出来ればもう一度だけ体感してみたい、ような気もしてしまいますね。 渡辺八畳@祝儀敷 さま 「魔王」、言われてみれば確かに似たコンセプトを感じますね。大人になると失われていく感性も、子供にとっては大きな問題になりうると思います。 子供と子どもの件、正直言いますと漢字の方がしっくりくるな、程度にしか考えておりませんでしたが、新しい着眼点を得ました。ありがとうございました。
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