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陰文
吐露吐露と お前の口から 零れ出る 不幸話や 焦りや不安 それらが俺の 白米に 卵醤油の 如く絡んで 良い塩梅 止まらぬ箸を 無理やりに 止めて相談 乗る辛さ 「話聞こえてたか?後ろの席のやつらの。 友達の相談乗りながら優越感感じとるなあれは。 なんやイキイキして、浅い友達関係やなあいつら。」 「ほんまやな ほんとの友達 とは言わん 失敗を 笑ってくれたら いいけども 真面目に聞くフリ 偽の真心 奥にある 俺にはわかる 踊る心」 「相談する奴もあほやな。 ちゃんと相手のことを見極めて付き合えよな。」
陰文 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 941.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2018-10-02
コメント日時 2018-10-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
一定の標語のような俳句や短歌のようなリズムの部分とそうでない部分の違いは登場人物の違いということなんですかね? だとしたらなぜ”俺”はわざわざこのリズムなんでしょうか? 話にハマっちゃってるのとリズムの型にはまるというのをかけたんですかね?(違ってたらごめんなさい) 又聞きの 他人の不幸は 蜜の味 あるあるネタで共感しました。
0かげふみ、と読めますね。影踏みを思い出しました。 吐露・・・が、とろとろと流れ出す。それを、聞くのが辛い、と言いながら、実は「おいしい」と思っている。なぜなら、相手が困ったり、苦しんだりしているから・・・ということ、かな・・・。 卵かけご飯、のねちょねちょのおいしさ、にたとえた感覚的なところは面白いと思ったけれど。 まじめに相談に乗ってやっている、聞いてやっているふり、をする自分と「お前」との関係も、実は後ろの席のやつらがやっている関係と一緒、お前、それ気付いているか?という、屈折・・・が、どこに向かっている、のか・・・自分へなのか、お前、になのか。そんなことを思いました。
0この「陰文」というタイトルと内容の融合のしかたが絶妙に素晴らしいです。最後、甲と乙によって交わされる会話が人生の一断片、人間の本性に関わる一断片を切り取っている印象がして、作品としてとても良いと思いました。
0༺❦柿原 凛☂༻様 コメントありがとうございます! 「俺」にもそういうような気質がある、そういうやつがそこら辺に居ても不思議じゃないと思って書いてみました!
0まりも様 コメントありがとうございます! 人間の嫌らしいところ、誰もが持ちうるもので、そこを根底に生きている瞬間など、そんなところに照準合わせて書いてみました!
0stereotype2085様 コメントありがとうございます! とても嬉しいです!有難いです!!
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