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空き缶
「ねぇ、奴が来たね?」 待ってよ 僕の夏はどこ? 止まないセミの鳴き声だとか 地球色溢れるラムネとか 鮮やかに咲き誇る花火とか そんな見た目はどうでもよくて 僕の夏は、 空に向かって叫びたくなる やるせなくて、死にたくなる 全身が青に包まれて 世界の全てが愛しくなる そうでしょう? 大味な癖に、どこか儚い君に僕は どうしたら君を取りこぼすことなく掬い取れる? 君に陳腐な愛は似合わない どうしたって奴はやってくる カーテンの隙間からこっちを見てる お願い、お願い、蹴らないで 「西日とともにさよならバイバイ」
空き缶 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 891.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-09-01
コメント日時 2018-09-26
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
はじめまして、まろと申します! 初投稿です〜ドキドキっ 感想など、コメントいただけたら泣いて喜びます。 いつでもはらぺこ大学生です、よろしくお願いします(^O^)
0はじめまして。まだまだ初心者の柿原凛と申します。これからよろしくおねがいします。 夏に対してイメージと現実との間にギャップがあって、時間の流れるスピードにもついていけなくて、追い出されるように蹴られて、奴(秋のことでしょうかね?違ってたらアレですが…)がもう来ちゃったっていう一連の無念な感じが伝わってくるような気がしました。リアリティがあるなと思いましたよ。
0柿原凛さん コメントありがとうございます! その通りです、奴は秋のつもりで、タイトルの空き缶(秋缶)ともかけてみました。 自分の詩に感想をもらえるってなかなか無いので、なんだかこそばゆいです、笑 ありがとうございます、今後ともよろしくお願いします^^
0↑ 前のアカウントが入らなくなったので、新しく作り直しました^^; 同一人物です。
0拝見しました。 感想です。初投稿とのお言葉を拝見しまして、どこか初々しさのある詩だと感じました。 さて内容に入りますが、恋…なのかそうではないのか、兎に角分かるのは「君」に認められたがる主人公の心理ですね。「見た目はどうでもよくて」と夏の風物詩を一蹴し、自分にとっての夏は「叫」ぶ、「死」ぬ、「愛」しいといった感情論であると綴られています。次に「君」を「掬い」とりたいという欲求。突然出てくる「奴」。最後は西日と共にさよならを告げる主人公。 と、キーワードをとりあえず並べ立てて見ましたが、具体的な情報がほぼ削がれているため何とも言い難い所はあります。恐らくそれが筆者様のスタイルと申しますか、徹底的に削ぐことで詩のイメージを自由にする事を目指している感を感じます。 結構青春っぽい、かつシャイな主人公のイメージが浮かび上がりますね。 読んでみての感想ですが、かなりJPOP的な用語や雰囲気でありますね。それ自体を否定する訳では勿論ありませんが、気になったのは最後の「」の部分でしょうか。基本的に切なさを意識して書かれていると存じますので、この部分は突然アイドルの歌詞のようなワードが出てきて勿体なさを感じてしまいます。 また、詩の最初と最後に出てくる「奴」の存在は面白いと思いますので、「奴」の存在感を更に盛り込んでみてはいかがでしょうか。読み手側としましては、あまりに情報が削がれすぎてこの詩の面白さに気付きにくい節があるように感じます。特に「奴」がどのような存在なのか、邪魔をする奴なのか僕の全てを奪う存在なのか親や教師のようなリアリティある存在なのか、といったスパイスを少し注ぐだけでも、この詩の広がりや味わいが大きくなると考えました。
0何か書き足りない部分があるんでしょう! 「奴」が誰なのかというのがこの詩の最大の謎だと思うのですが、読み手を惹きこむ面白味を充分に持っていると思います。ただそれが最後まで持続しない。途切れ途切れの印象がする。だから冒頭の「何か書き足りない部分があるんでしょう」になります。感想としては。
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