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交わり
君が描く物語はいつだってサッドストーリー。ぐちゃぐちゃにして捨ててたやつは始まりで終わっていた。まるで君の中に押し込められた感情しかないみたいだったね。いきるうちにいろんな色に僕らは染まってたくさんの色で作られた黒は次第に僕らから解離していった。今までの欠片に染まれない僕らは何色になりたいんだろうな。空を見上げ君に「なあ、」と夢を語った僕にはもう二度ともどれないんだね。ちょっと寂しそうに今笑えたのかな。歩くそばに君がいないことに慣れた僕は歩道橋の上から道路を眺め君のいくさきを思う。あの頃の僕らはまるで二本の線が一瞬交わっただけに過ぎなかった。あんなに幸せだったのになあ。
交わり ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 883.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-08-30
コメント日時 2018-09-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
〈いきるうちにいろんな色に僕らは染まって〉 い の音が連なって切迫していく感じ、うったえて来るものがありました。〈僕らから解散していった〉体感をイメージに変換することに成功していると思います。ここも、から、の「か」が「かいさん」の「か」を引き出しているのか・・・。 色、のイメージと〈二本の線〉のイメージが出て来ますね。君の軌跡と、僕の軌跡、それが一瞬の幻のように、刷毛ですうっと線を引いたように「見えた」瞬間があった、のではないか、と思うのですが、どうでしょう。あるいは、君、の中に押し込められていた無数の色彩が飛び出し、飛び散り、様々な絵を描くのを、僕が感じ取っていた、としたら・・・そこを、知りたいように思いました。 後半、特に最後の止め方、日常的なつぶやきに戻ってしまっている感覚があり、もったいないなあ、と感じました。
0コメントありがとうございます。 私の詩に対するイメージが思っていたとおりに伝わって幸いです。ここでの詩の投稿は初めてですので、アドバイスしてくださるのはたいへん嬉しいです!よりイメージを具現化できるよう、今後精進してまいります。
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