段 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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段 登る 徐々に 上がって 上に上にと のぼりつめて 景色が変わって それが楽しかった 視界が広がっていく あんなとこまで見える 太陽のひかりがちかくて あおぞらの色があざやかで 夜明けのかぜがやさしかった けれどもうのぼれないから 一度ここからおりなきゃ 空がとおのいていって 太陽が小さくなるの またかぜがほしい 次の段を求めて くだりきって 気がついた あらたな しろい 私の 段


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作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 1047.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-08-19
コメント日時 2018-08-23
項目全期間(2025/04/24現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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エンタメ00
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音韻00
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閲覧指数:1047.2
2025/04/24 06時17分51秒現在
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    作品に書かれた推薦文

段 コメントセクション

コメント数(8)
stereotype2085
(2018-08-19)

唯代終さん、初投稿ありがとうございます。運営のstereoです。ツイッターでもお話させていただきましたが、視覚的効果を伴う「段」の表現。また一度登ったら、降りなくてはならないとの感慨、そしてある種の事実に、とてもいい感触を得ました。平易な表現の中に筆者の想いが詰められていて、僕としてはとても好印象を抱いています。これ以上書くと身びいきにも取られかねないので失礼します。またコメント欄でもB REVIEWを盛り立ててくれれば、と願うばかりです。

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渡辺八畳
(2018-08-19)

オタク系の方が詩にも参画してくれることを実は非常に喜ばしく思っています、ということで祝儀敷ですはじめまして。 この詩のような変形型の詩ってはまれにありますよね。寺山修司はハート形の詩を書きましたし、twitterで「#三角詩」と検索するとこの詩のようなものがたくさん出てきます。 行分け詩や散文詩のような通常の形式とは異なることをするというのは、なぜあえて特異なそれを選んだかという根拠が必要になります。一応この詩も階段の昇降が詩文の内容とリンクはしていますが、ただそういう詩は過去既に作られてきたわけでして。後に生まれた者の辛さですよね。花緒さんのとはおそらく別の意味で、特異な詩形をいまこの時代にやる根拠としての+αを求めてしまいます。

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唯代終
(2018-08-19)

ステレオタイプ2085様、花緒様、渡辺八畳様。 コメントありがとうございます、まとめてのお返事失礼します。 言葉の見た目で遊びたい、遊べるだろうかと思い書いた、拙いものに評を下していただきありがたいです。 変形型(というんですね、初めて知りました)としての、もう一歩をが欲しいとの意見が多いようですので、考えていきたいと思います。 初めて書いたものに目を通していただき、ありがとうございました。 お目汚し失礼いたしました。

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ヤエ
(2018-08-20)

関根栄一さんのかいだんという詩が同じ形式ですね。階段の登り降りに人生の経験を重ね、上手にできているなと思いました。ただ、すでに御三方が評されていますが、本当にこの手の表現は早いもの勝ち的な要素がありますよね。実は私も同じような形式で詩を書いたことがあります。形式を選んだ意味に+α、なかなか難しいですね。

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カオティクルConverge!!貴音さん
(2018-08-20)

どうも貴音です 形状詩は時々自分もやったりしますが 久しぶりに他の人がやってるのを見かけました これ、良いですね ちゃんと段になっていますね 私は本当に形状だけにこだわりますから 中身が抽象的なんですけど 描写がちゃんと最初から最後まで通っている ちゃんと登り、ピークに良い言葉を置いてる よく登山では帰りに緊張感が取れたせいで 転落死とかする事が多いらしいですけど 最後の一段になるまで綺麗に降りられていると思われます 素晴ら詩いです

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藤 一紀
(2018-08-21)

こんにちは。Twitterで以前に三角定規詩というイベントがあって参加したことがあります。いろんな三角がありました。三角と三角の組み合わせもあった。でも、三角をつくることに意識が行き過ぎて無理な言葉の置き方なっていたり、もはや詩情そっちのけやな、というのも多かった。それに比べるとまとまってはいるかなという感じはします。上りと下りと情緒の変化が合致していて、その辺も行き届いている感がします。ただ、上手ですね、で終わってしまいかねないところはもったいないかな。

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唯代終
(2018-08-22)

ヤエさま、貴音さま、藤一紀さま。 コメントありがとうございます。少し目を離したうちにたくさんのお言葉をいただいていて、驚いています。 好意的に見てくださる方もいるんだと感じ、ステレオタイプさん含め、ありがたい限りです。 もったいない、付加の内容をというのは、次に期待していただいているのだと思うことにし、精進します。 重ね重ねになりますが、目に留めてくださり、ありがとうございました。

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まりも
(2018-08-23)

まど・みちおさんの「輪回し」でしたか、輪回しを遊ぶ詩が、輪回しの形に並んでいて、子どもたちの読み聞かせなどで見せながら読むと、大人気でした。「かいだん」というのもあったなあ・・・ 形に縛られる不自由もありますが、その不自由さが、自分では思ってもみなかった言葉を引き出してくれる、予想外の言い回しを引っ張り出してくれる、という効果があったりします。 作品そのものが詩の形を決めて行ったり、出来上がった形が推敲の段階で言葉を変える手助けになったりもする、と思うので、様々な形で遊んでみるのも良いかもしれませんね。

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