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コンカラ様が通る
てんつく てんつく ぴいひゃらり でんでん つくつく ぴいひゃらり はっぴ じんべい 昼花火 ゆかた 着流し つゆ払い 打ち水 はな緒 赤ら顔 みこし 入れ墨 担ぎだこ 天突く 天突く ぴいひゃらり どんどん 突け突け ぴいひゃらり あんず わた飴 かき氷 ラムネ ヨーヨー ひよこ釣り 鳥居 すずの音 蝉しぐれ けんか なれそめ とおり雨 泥みに浮かれ澄みわたる お国訛りと手水石 宵に子ひとり雨宿り まつ毛に揺るぐ提灯火 てんつく てんつく ぴいひゃらり てんで やまねえ ぴいひゃらり てんつく てんつく ぴいひゃらり こんから ころけて ぴいひゃらる
コンカラ様が通る ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1200.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-08-18
コメント日時 2018-09-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
単語が並んでいるリズムがいいですね。 最後「る」で終わってるところも工夫されているなぁと思いました。
0なんとも楽しいリズム。 懐かしい祭り囃子が聞こえました。
0オッペケペー節が現在のラップと通じてるのは演歌の原型が街頭で始まった時事放談演説にあるから。と、また大二廟な話ですみません。本作におけるリズムの心地良さは345の韻にあって、これって裏ビートなんですよね。レゲエ、ヒップホップ。日本語を裏ビートで読ませるのって、じつは、オッペケペー節も同じなんです。という、日本語のリズムについて考えてしまった本作です。
0音読させていただきました。「泥みに浮かれ澄みわたる お国訛りと手水石 宵に子ひとり雨宿り まつ毛に揺るぐ提灯火」のあと、僕は思わず「YO! YO! YO! YO!」とヒップホップ風に続けてしまいました。このような光景。僕は経験していないのに、見ていないのに懐かしい。とても不思議な感覚がしました。一面日本人の原風景なのでしょうね
0༺❦柿原 凛☂༻さま コメントありがとうございます。 あらかた単語の羅列で構成されるので、リズムと語感には気を使いました。
0帆場蔵人さま コメントありがとうございます。 祭り囃子の昂揚感は時に怖ろしくも感じます。
0三浦⌘∂admin∂⌘果実さま コメントありがとうございます。 オッペケペー節も同じですか、なるほど。 私も踏切の遮断機が裏拍で聴こえるタイプです。
0stereotype2085さま コメントありがとうございます。 「祭り」には皆何かしらの強いイメージがあると思うので、あえて読者の想像力に委ねました。一方で、大きな祭りの行われる地域の一般住民にとっては交通規制が敷かれ酔っぱらいが溢れて、普段は巧妙に隠されている町の狂気が表出する時期でもあります。とくに最終日の深夜などは撤収作業と相まって、さながら百鬼夜行の様相を呈しコンカラ様に怯えます。
0こんばんは。最近は朝晩いくらか涼しくなって、日中はまだまだ暑さが残るものの、そろそろ夏も終わりかなーなんて思うことがあります。 言葉のリズムもさることながら、それにつれて像が喚起されて、さながらごった返した祭りの様相が目に浮かびます。それとともに、いわゆる「熱い夏」を彩った事柄たちが、熱気のうちに過ぎ去っていくように感じました。
0藤 一紀さま コメントありがとうございます。 昔は神輿も担ぎましたが、越してきてからは祭り自体から距離を置くようになりました。 土地が肌に合わないのか、それともよそ者の遠慮でしょうか。 毎年、遠く冷めた目で見ている自分がいます。
0音として聴くべき音頭を活字で読むことにどれほどの意味と効果があるかなと疑問に思ってしまう この詩に限らず、音韻に依った詩というのはテキストとしての強度には欠ける物が多い。文字と音声を両立できている作品というのが現れてほしい
0夏祭りにいってる感じになりました。私の地域のまつりではないですが、どこか違う地域のお祭りにいってるような景色だなー。
0渡辺八畳@祝儀敷さま コメントありがとうございます。 音頭を音で聴くべきかはさておき、祭りの喧騒を戯画的に捉えたいという意図はありました。私自身本来、語らずとも聞こえるような文章を書きたいと思っています。拙作の様式に必然性を見ず、ということはまさしく強度が足りていないのだと痛感しました。
0橋本 哲也(投稿名 うしうたさと�さま コメントありがとうございます。 ありふれた祭りのようで、いつのまにか異界の敷居を跨いでしまったような雰囲気を出せたらと思っていました。
0私の好きな、文字から音が聞こえてくる作品。 例えば同様に音が聞こえてくる、6月の「海はひとりに限る」は朗読して欲しいなぁ、と少しだけ思ったけれど、こちらはそうではない。この差は作品の優劣ではなくて……祭りだからでしょう、やっぱり。鑑賞するより参加してなんぼ、なんだと思いました。楽しいです。
0Rさま コメントありがとうございます。 朗読ですか。音読は常に頭においているので、読者に委ねた時どのように読んでもらえるのかと想像するとわくわくします。同時に書き手として、リーディングよりも文章において真価を発揮するものを書きたいという思いもあります。ですから「文字から音が聞こえてくる」というお言葉は正直、嬉しい。さらに言えばその先の静寂をえがきたいと思っています。
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