笑うギター - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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笑うギター    

心をチューニングする。 そんな気持ちで、いつも歌詞を書く。 独り、書斎に佇みながら。 詩先にするか、曲先にするか。 まずはそこから考えよう。 大きく描き方が変わってくる。 あと、歌詞を書くのは深夜がいい。 深夜は心の奥底の感情が湧き出してくる時間帯だから。 永遠を求めず、一瞬に頼らず。 全てが薄っぺらくなってしまう。 恋愛に寄らず、夢情に媚びず。 感情だけじゃ現実は描けないの。 決して天才って呼ばれるような柄じゃない。 僕は僕なりに言葉を紡いでいく。 君と別れた時、メモに書き留めた言葉たち。 ひたすら今の思考を書き出す。 真夜中の音色は、微かに聞こえるペンを動かす音。 夜明けに向かって言葉が共鳴する。


笑うギター ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 1030.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-08-03
コメント日時 2018-08-26
項目全期間(2025/04/24現在)投稿後10日間
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閲覧指数:1030.6
2025/04/24 03時05分25秒現在
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    作品に書かれた推薦文

笑うギター コメントセクション

コメント数(5)
湯煙
(2018-08-03)

心をチューニングする、で持っていかれますね。最後もグイーンと、張り替えたばかりの弦の初弾を思わせ静けさに響く音がたしかに奏でられた作品であるように思いました。同タイトルの冊子をネットで見かけたことがありますが。

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三浦果実
(2018-08-04)

星空の下のディスタンスとでもいいましょうか、スピッツの僕のギターに自分大好きな感性が研ぎ澄まされているよう。夜明け前にギターを持つ人は午前3時に笑っている。

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stereotype2085
(2018-08-12)

なかたつさんの「詩のつくりかた」を思い出しました。なかたつさんの作品と違い、とても具体的で直截な表現が使われていますね。「詩のつくりかた」は(僕は何をいいたかったのだろうか これがまさに詩のつくりかた)で締めくくられ、独特の妙味を出しているのですが、一方この詩は「夜明けに向かって言葉が共鳴する」と来て、とても力強く感じました。

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まりも
(2018-08-13)

夢想を夢想として追い求めるような作風から、自分自身を見つめるような作風へと、変化しているような印象を受けています。 花やガラス器など、自分が見ても、他者が見ても美しい、と思うものを描いていた画家が、自画像を描き始めたような感じ、と言えばいいのか・・・。他者が見ても「美しい」と思うかどうかわからない。でも自分にとって、それは確かに、心を動かすものだ・・・そんな対象をさらに探していく画家になるのではないか、そんな予感も感じつつ。

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唯代終
(2018-08-26)

はじめまして。唯代終と申します。 恋人にむけて曲をかいているのかしら、と想像するような、甘やかさを感じました。「永遠を求めず、~~」と「恋愛に寄らず、~~」の二段が、特に好きです。 ひとりで音を合わせていたチューニングではじまり、他の受け手がいないと行えない共鳴で終わるので、外への広がりを感じました。 とってもすてきです。

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