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長い間失くしていた心
長い間忘れていた曲があった 素養がなくとも好きになるのは自由だ 忘れさせたのは何なのだろう ここで話はややこしくなりそうだ 曲のことはただその華麗な印象を空に捨てた気になろうか 僕が比較的得意なのは文章を読むことだのに 何の文章も思い出せない 最近読んだ雑多な印象が頭に雑念を投射するだけだ 僕の好きな本 僕が最も苦手な恋愛 心の遊びだ 美の陶酔だ 欠損の絡み合いだ 心の機微を読みあうような 甘い味を感じるような だんだん忘れていく だがだんだん良くなっていく そうだ誰に頼んだわけでもないのに 医者が特別な治療を施してくれたわけでもないのに これでいいと思うのは 心が働くからだ 良識は自然に感じられてくるものに相違ないから 自分を責めないでいよう 失うことに自分の力を感じ取る 全ての印象を調和させ 全ての意味を溢れ出させ 全ての恋を愛にまで高め 忘れていたことを思いだす そうだ僕は僕自身だ 目をそらし耳をふさぎ心を塗り込めた妄想があった 自分には自分以外があると知る 自分以外とは自分を脅かすもの 僕の方法とは憧れることだった 自分自身と自分以外のものとを憧れでごまかした 新しい自分 新しい心 とても嬉しいね 王様の耳はロバの耳と 見たとおりに言ってみたくなった子供のような欲求 でも気をつけないといけない自分の耳は見えないから そんな悲しみで世間はあふれてる だから僕はこの世が好き
長い間失くしていた心 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1083.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-07-06
コメント日時 2018-08-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんばんは。 作者さんのための詩、という感じがしました。なんだか栄養ドリンクのそれとは違う元気を感じます。
0社町 迅さん こんばんは。コメントありがとうございます。自分も好きだけど他人も好き、他人も好きだけど自分も好き。でもどちらもうまく いきません。栄養ドリンクとタメを張る詩によって、元気になりたいのですが、なかなか。 自分以外を題材にした詩が書けるようになりたいです。
0鈴木 海飛さん、返詩と感想、ありがとうございます。 返詩をよみました、温かく励ましていただいているような気持ちになりました。 ぽややんと僕もしたいな。ありがとうございます!
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