別枠表示
阿蘇にて
草山に 朝陽が差す 窪みや水溜まりの間を縫って 馬たちが移動をはじめる 彼らはやがて立ち止まり 静かに ゆっくりと 草を食んでゆく その横腹の毛にも たてがみの先にも 小さな光の粒をまとっている 一面の草もまた 無数の光の粒にきらめいている 草も馬も きっとにんげんも もしかしたら太陽自体も 生きている物はみな 光でできている そんなふうに 信じさせてもらった 朝
阿蘇にて ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1245.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-05-13
コメント日時 2018-06-16
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おはようございます。わたしは、草千里を 一度しか 見たことがないのですが、わたし自身が得た感動体験が蘇りました。すばらしいです。
0るるりら様 こんばんは。お褒めのことば光栄です。 私も草千里には何年も前に一度行ったきりで、この詩は友人が撮影した写真を見て書いたものです。写真から受け取った力を伝えることができたようで、とても嬉しく思います。 ありがとうございました。
0この作品なんですが、花緒さんの指摘にあるように、二連まではとてもいいと思います。 で、三連なんですが、余計なことですが、三行目を頭にもってきて、《光でできている》を前に、《生きてる物(もの)はみな》を後にする、で、一行目~二行目を「草・馬・人間(にんげん)そして太陽」みたいに並び替えてみる(ありがちではありますが)と、ちょっとは違うのかな、と思いました。 作者が、いや、それじゃあだめなんだ、と言えばそれまでなのですが。
0補足:上の場合、四連目は省く。
0