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1999年7の月の唄
1999年7の月 カレンダーは不思議なオーラを放ち わたしを魅了した 数字が語りかけてくるようだった 薄いグレーのカレンダーだった 1999年7の月 ふつうが普通でないことがわかった 家の中はふつうだったが それがふつうではなく 緑色の掛布団の中は 秘密の時間が流れていることに戸惑った 1999年7の月 カレンダーは依然オーラを放ち テープの巻き戻しを予感させた 誰も、家も、学校も、人も まだ気づいていないようだった 1999年7の月 を迎えた朝 わたしは廊下に消えていった それ以降はなにも覚えてはいない
1999年7の月の唄 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 833.6
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ポイント数 : 0
作成日時 2018-05-07
コメント日時 2018-05-08
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ノストラダムスの世紀末に終わりがなかったこと。それはどこかの誰かのことでなくて、自分自身の身近なことの終わり、それが起きなかったことが残念でもあり、自分のなかの何かが消えた感じ、本作を読んで、そのなんだかわからないんだけど失くしたということを思い出しました。1999年の夏のことを。 投稿有難う御座います。
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