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花の山
花の山に 暴力が薫る 血が傷が 暴力が 空気を満たす その中にいる漢が その大きな手で 花を包んだ 花を握る 潰し 一粒の香水が滴り 母へ 捧げた 母が眠る 墓前に 自らと同じ 傷に裂かれた刺青の漢を背負い 残り香残し 漢は戻っていく ただ 暴力と血と硝煙と 優しい花が 薫り立つ
花の山 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 843.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-05-02
コメント日時 2018-06-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
毎度投稿ありがとうございます。暴力を使った作品を一度は書いてみたいと思っていましたので、とても興味深く拝読しました。短文でありながらも難解に書かれてある文体は、墓石に刻まれる死者からのメッセージにも読めました。暴力は生々しく、鎮めるものは、ただ母ひとりであるというメッセージが。
0三浦果実さん、花緒さん、こんにちは。 実は一次創作としても読める二次創作です。 どうやら上手く書けたようでよかったです。 いくつかわかる人にはわかる描写を盛り込み、詩としても成立させることができました。 元ネタは、一連目の漢字を検索してみて下さい。
0刃牙ですな。 こういうコラボ的な詩を流行らせたいと自分も思ってます。 文字を極力少なくしているのも口数少ない彼らしいと思いました。
05or6(ゴロちゃん。)さん、こんにちは。 ええ、バキのあの人です。 なかなからしく書けたかなと。 今の時代、このようなコラボ的なのもあっていいでしょう。 知らない人に考慮する必要はありますけど。 良いものを書けましたら、投稿お願いしますね。
0「実は一次創作としても読める二次創作」 ・・・一時創作としてしか、読めない、変な意味での文藝オタクです・・・ 漢は「おとこ」と読ませるのでしょうか。 冒頭から「暴力が薫る」と書いているのは、元ネタへのヒントを兼ねているのかもしれませんが・・・ 花の山のイメージ、馥郁とした香りが薫る、静かな景色のイメージが描かれた後に、大きな暖かい手で花をそっと包んで・・・それから、ゆっくり握りつぶす、「母」に捧げる。その時の香りが(どのように描写されることになるのか、興味があります)改めて山に広がっていく・・・というような描き方もあるかもしれない、と思いました。
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