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大行進
だんだんだ。 どんどんど。 だ、団地の宿主がどどろき。 ひるがえる掛け布団のばばたき。 咲くならさけよ豆桜。 腹をかかえて笑えや紫陽花。 中庭べんちで濡れた舌待ち。 無鉄砲な感覚器もむき出し。 菜の花が死んだ。 生後半年と見られた。 傍らに積まれた土嚢のわき腹。 踏まれる蝶々と花びら。 浮かれた酔狂をじっ、 と見つめる。 くびられたイヌころの鼻歌。
大行進 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 915.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-04-02
コメント日時 2018-05-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
文字の使い方がなんとなく気になる作品でした。(いい意味で)
0まあ様 コメントありがとうございます。 少しでも引っかかる部分があれば嬉しく思います。
0無鉄砲な、からの断章的と言うのか(一行詩なので、章とは言わないかもですが)スナップショットのような流れが、とても良いと思いました。 前半が、音感に行くのかイメージに行くのか。どちらに転ぶか決めかねている、ような曖昧さがあって、こちらにはあまり惹かれなかった・・・・後半推しの作品と言えばよいでしょうか。
0まりもさま コメントありがとうございました。 返信が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 おっしゃる通り場面、場面を切り取るような描写であり、後半はフォーカスしたものをシャープに切り取るような感覚でした。 その分、前半はそこに至るまでの状況説明の意識があり、そこが曖昧さにつながったのだと思います。 音感か、イメージか。 悪い意味で欲張ってしまった気がします。
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