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NOIZE me
ピアノの旋律を聴いてたの 生命の痛みとか 悲しみとか 絶望とか を 具象化して もう一度刺し殺すような 美しい旋律だったよ くすくす笑い 気が触れた後に 殺せない私が、目を見開いてる 君の血と肉を 美味しく 食べたよ(月の剥製とハイウェイの出来事) 殺せない 殺せない 殺せない 消せない 私の 血と 肉の 音 海鳴りが響いて 私の血になったの 花が芽吹いて 私の髪になったの 狼の陰茎骨が 私の肋骨になったの この部屋では毎夜幽霊達が踊るの ゆーれいでぃすこ おけ? ほどける記憶と忘却のヴェールに優しく射精して 脳髄を 白い 精液で満たしたの あ ま い あ ま い あ ま い あ ま い あ ま い あ ま い 君の徴を背骨に刻印したの 逃げてしまうのになぁ 白くなった目に甘い水がごく稀に湧くと それを舐めとっていく 陰部から蜜が垂れても それを舐めとっていく 剥がれた皮膚から 切り裂かれた肉から 溢れる幻夢 を 舐めとっていく ねぇ、もう 駄目だよ 呟く私の声を 舐めとっていく 鏡が 痛いよ 小さな小さな囁きが 泡になって 君の透明な睫毛の前で ぱちん と弾ける 黒色の目が 全部 見るから 溶けるように 丸まっている 君の手が 私の耳を塞ぐ 君の手が 私の目を塞ぐ 君の手が 私の口を塞ぐ 服従する犬の姿勢で 私は待っている そう言えば 今日のご飯は なんだっけ? 君が引きずり出した 醜い 裸の 私 は 君の紛れもない 愛 で 殺されていく 震えながら 口ずさんだ 祈りに似た歌 を どうか 空に 帰して 君が 孵して NOIZE 溶かされたme 幸福な地獄がこの部屋で現象したの 小さな 小さな 小さなメロディが私の喉に詰まって私を忘れさせないの 右目は完全に白くなったよ 左目は君に貰った黒色 ねぇ、私 完成したのかな? 答えて 幽霊みたいに ふわりと夜明けの街に 降りるの 裸足で くすくす笑い 掌に残ったもの 私という不条理から 貴方達という不条理へ 何度も 刺すの 答えを聴きたくて 何度も 刺すの NOIZE 塗れの 小さな メロディで (NOIZE 塗れの 小さな メロディで 空の一片を 包んで どうか)
NOIZE me ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 886.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-03-11
コメント日時 2018-03-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文