別枠表示
飛ぶ
※本作品は熱帯 うりん氏の 【航海日誌】への返詩です。 【飛ぶ】 耳朶(みみたぶ)が 熱いのは もう まっすぐに 虚空を見るしかないからです キャッチされたのだ UFOキャッチャーのような 鳥の爪に 鳥が 女の頭を つかんだ けして 強くは無い力だが やわらかな力だから 鳥は けして女を 傷つけないのが 女には わかった 女の体が しずかに宙に浮き 女は鳥の足に しがみつき 女は鳥の肩甲骨が動くのを感じた ぬばあ ばっさばさ なめらかな筋肉の蠕動運動が羽根の一枚一枚に伝わり 羽毛が一斉にめくれて翻ったとき 女は おもわず「あ゛ー」と 叫んだ と同時に鳥も雲を切り裂くような声で鳴いた よ う な… 鳥は鳴いたというより 話かけてきたのです 女は自身の身体の中に 鳥でもない人でもないモノの声を聴いた 『ワタシは アナタにも 鳥の目を 授けます』 『ゼロの水平線から 絶えず 生まれ来る カナタの彩(いろどり)を アナタとともに 飛びませう』 『ワタシたちは 結ばれたのです』 耳朶が熱いのは アナタはいま 風を切って 宙を飛んでいるからです
飛ぶ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 876.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-03-09
コメント日時 2018-03-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
誤字がございました。 四連目 ×耐えず ○絶えず 失礼致しました。
0辺詩も返詩の誤字……?
0ですね。いっそ作品を、削除していただけたらと おもいます。
0るるりらさん、こんにちは。 誤字、の記載があったので、もうOKではないですか? 書き直したものをアップ出来るなら、その方が得心はいくと思いますが。 それでも、この詩の情景、浮かびますよ。 なめらかな筋肉の蠕動が 羽根の一枚一枚に伝わり 羽毛が一斉にめくれて翻ったとき 何故かこのとき、必死にしがみついているのが自分になって、怖々と、でも高揚感に満ち溢れながら地上を見下ろしているのです。 この鳥は、自分が成長していく過程で経験する、不安と期待か何かのメタファーでしょうか? 返詩、とのことなので、そちらを読んでみると、答えが見つかるかもしれませんね。
0鈴木様 パソコンが 不調なので レスのおかえしは、すこし まってください。
0ユーカラ様 飛んでいる状況のリアルを、表現しとうございました。それだけを、やりきりたかった。ただ、それだけなんですが、んー。まだ 書ききってないです。 飛ぶことは、不安や 様々な 感情の 混じった状況やもしれません。 この詩の光景を読者が感じてくださって、うれしいです。 誤字は、意味が通じているなら、今回は みなさまに ゆるしていただこうと、おもうとります。 読んでいただき ありがとうございました。
0鈴木 海飛様 返信にすべきところを詩にしてしまいました。すると、あなたはレスをつけざるをえない。これって 無茶ぶりですよね。ですが、やっぱり 良いものが 返ってきました。 すてきな鳥糞めるふぇん詩を書いてくださって ありがとう。 わたしが 元の詩に もっとも惹かれたのは下記の箇所。 君の髪が蝶の羽となって羽ばたくとき 私は模様の目となって同じ景色を見ているだろう 逃げ出した景色へ蘇る彩り、 言葉も生き方さえ 対の羽になってしまえば ただ違うのは風だけさ、と あなたの元の詩には なにげない言い方で たおやかな思想も織り込まれていて うつくしい詩編でした。 過去を 手放して、ともに生きる君と私という一組の理想的なカップルを わたしも描いてみたくなりました。女性の髪が蝶の羽(蝶の羽には 目のような文様がある)となって羽ばたき、 対の羽となって 生きていく。というイメージを もっとも素晴らしい気持ちの高揚部分を、 わたしの言葉で書き直してみたかったのです。わたしの場合は 蝶ではなく鳥にしてみました。 無茶な作品を投稿したもんだと おもうとります。なぜ 私のが無茶かというと わたしのは思想もないので、着地点が無い作品だからです。「飛んでいたいだけ」の詩なのだから 枝にも降りたくなかった。そこも ちゃんとくんでくださっている。あいかわらずGは かかっているままの詩が返ってきました。さて、Gはどうする。すると、糞が おちてきました。あらぁ上手! 隣のお前もでんでろりん……爆笑。 おたけびをあげながら興奮…… そうね。そういうことが、私は描きたかったんです。 落下地点にうれうことなく頬を、よせる。……あひゃあ 人間も飛行物をたくさん量産してきましたが鳥と違って 落下地点をスムーズにこなすのが一番 難しい。落下地点が無いのは 不安なのです。それが解っていながら笑ってしまう心のおおらかさ。さすがです。 魅力的な詩編をいただきました。ありがとうございます。
0るるりらさん 修正依頼を受けてはおりませんが三浦の方で気が付きましたので、修正しておきました。原則、投稿後の修正には応じないとしておりますが、既に修正に応じたことが過去に何度かありますので反映させた次第です。今後の機能改善のなかに修正回の制限を設け投稿者の修正権限を認めることを検討しております。以上お知らせさせていただきました。
0ご配慮ありがとうございました。
0●鈴木 海飛様 正直いうと、 よくわからないのですが、お礼を詩にします。 とりあえず お返しは、もうええですからね。笑 題【泪】 泪 零れ 虹光る 情熱迸り 躍る言葉は てんでばらばら 貴方は今日も火を くべる私の気球にも 他の誰かの心根にも 生まれたての火の粉よ はばたけはばたけばばば コサックダンサーよ座して飛べ
0