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歩み
人は生まれてばかりの時、当たり前だけど、何したらいいかわからないよね どっちに進んだらいいかわからないよね だから、親とか家族とか、あるいは他の誰かが運転する車というレールに乗るんだ 自分で歩けるよう成長するまでは、その車に乗っているだけ 道は運転手が決めてくれる それまでは車に乗って、窓から見える風景を眺めているだけでいい 外のいろんな景色を眺めるんだ だけど風景を眺めて成長していくと、ある時、自分が行くべき、あるいは行きたい道が見えてくる そして、多くの場合、そこで僕達は車を降りるんだ そして今度は自分が運転手になるんだ 自分の行きたい道へ進むんだ もしも、自分一人で車に乗っていても、どっちへ向かって進んだらいいか悩んでいるんなら、まずは車を前へ進めてみよう 道に迷わないように立ち止まるのも少しはいいけど、立ち止まるよりまず進んでみて 例えそれが回り道だったり行き止まりだったら、引き返せばいい よく~したのは失敗だったとか言うけど、人生に失敗なんてないよ もしその道が行き止まりだったなら、引き返して違う道を進めばいい 行き止まりだったのは失敗じゃない だって、その道が行き止まりだって気づくことができたから その道を進まなかった人は知らないんだ、その道が行き止まりだって事を だから、間違ってもいいから自分で前へ一歩踏み出そう 何度行き止まりに辿り着いても、必ず君の目指すゴールはどこかにあるから ゴールがないなんてことはない 前へ踏み出した先こそがゴールだから いつか君は助手席に乗ってくれる人、あるいは君の代わりに運転して導いてくれる人に出会うんだ そしてもしその人との間に新たな生命が生まれたら、自分が運転する車に乗せてあげて その子が風景を見て成長するまでの間は君が舵取りをするんだ その子に色んな風景を見せてあげて そして、その子が大人に成長したら、車から降りて運転手になれるように背中を軽く押してあげて 人生に間違いなんてない 無駄なんてない 今歩いているその道が人生そのものなんだ 人によって進む道は違うけど 自分の進む道に誇りをもとう 自信をもって歩いていこう 自分を信じて
歩み ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 815.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-03-04
コメント日時 2018-03-10
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんばんはよろしくおねがいします 只今、傷心気味だったので沁みましたオロナイン軟膏くらい効きます 「こういう詩があっても」と思いました 詩が時に誰かの傷治してくれるようなものであっても それはそれで理にかなってると思いました。
0車にまつわるイメージと人生観ってとても良くマッチしますよね。 ギアチェンジのこととか、ブレーキのこととか。 読んでて面白く感じたので、もっと沢山人生について例えたものが読みたいと思いました。 ですが、他の方が書いてあるようにこの詩は応援歌だと思うので、この長さがちょうどいいのかとも思いました。
0散文ですが、全体から説明文の印象を受けました。ただ私は子供の頃、父の運転する車両でよく方々に連れていってもらいましたから、その時のことが浮かび引かれるものはありますね。時代は自動運転となるようですが、本作にあるような感慨もなかなか生まれづらいものとなるのか?そんなことも思いました。
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