意識の宇宙 - B-REVIEW
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ことば

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意識の宇宙    

それはどう足掻いても 地に足がつかず 天に手も届かず 宙に浮かび ゆっくりと 無力さに打ちひしがれて 回転しながら溢れる涙の粒が 空を舞う美しい光景を悲しげに見つめる。 青い星の重力よ どうか僕が 永遠の闇夜の塵芥の 一つになる前に 掴み損ねた夢幻を 現実に変えて もう一度 僕に希望の光を見せて 遥か彼方で燃える太陽のように まばゆい命の輝きで照らして 悪夢の中で失われた 灯火の代わりなんて無くて 絶望に漂うだけの 死体になる恐怖の予感に 脳も心臓も心も狂いながら 正気のどこかでは 普通に人生を生きて 死ぬんだ 輪廻転生とかあったら 面白いねくらいの感覚で 僕は窓の外へ飛び降りながら叫ぶ 風を身に纏い地球へ手を伸ばして


意識の宇宙 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 398.2
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2025-02-08
コメント日時 2025-02-09
#現代詩
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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音韻00
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閲覧指数:398.2
2025/04/13 16時51分04秒現在
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    作品に書かれた推薦文

意識の宇宙 コメントセクション

コメント数(1)
仁川路 朱鳥?|
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(2025-02-09)

おそらく地球外で、ある程度大気があり風が存在する、それでいて地球が見えるほどに近い惑星にいる話者の詩なのだと思います。 >宙に浮かび ゆっくりと >無力さに打ちひしがれて >回転しながら溢れる涙の粒が >空を舞う美しい光景を悲しげに見つめる。 ここの描写から、私はスペースデブリ(宇宙ごみ)を連想しました。回収を迫られているぐらいに溢れている、そんな未来が来るのかもしれません。 >悪夢の中で失われた >灯火の代わりなんて無くて >絶望に漂うだけの >死体になる恐怖の予感に >脳も心臓も心も狂いながら >正気のどこかでは >普通に人生を生きて 死ぬんだ 私はここが好きです。 全体的に社会の未来を見据えているが、個人としての価値観が垣間見える、両極端なところが魅力なのだと思います。

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