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2025東京旅行
2025年1月1日、私は東京にいた。ふとしたきっかけで三が日は東京で暮らすことになったのだ。正月の東京はさっぱりと晴れており、雨雪を感じる事なく悠々と暮らした。それに朝夜はひんやりとしていたものの、昼には暖かい陽気が私に覆い被さった。つい昨日まで雪国に暮らしていた私からすれば生活必需品であり一心同体となっていたコートを手に持ち、邪魔だなと思いながら歩く正月が来るとは夢にも思わなかった。 1日は初詣に行った。流石は東京、人は境内を超え列をなしていた。そこの両脇には祭りの様に出店がびっしりと並んでいた。故郷ではみない光景に、朝早くから心が踊った。ついでに初日の出はビル群の間から覗いた。今後しばらくは見れない光景だろう。お参りが済んだあとは、出店のケバブと牛串を食べた。合計1500円したが値段はどうでも良い。あそこで食べれると思えば充分に安い買い物だろう。 2日は高円寺と下北沢へ寄った。今までの東京はビル群でしか見てなかった私は東京の下町というものを初めて見た。こんなことを言ったら失礼だが、東京にもこんなに強い生活感を感じる所があるのかと驚いた。それくらい衝撃だったのだ。それにこの二つの街はとてもお洒落だった。街並み、街行く人々、全てがお洒落なのだ。何も買わなくても食べなくてもこれまで数回行った東京の中でも一番楽しく心が踊る東京を堪能できた、そんなことを思わせてくれる素敵な街であった。 故郷へ帰った今でも、あの街に行った心情は未だに深く残り続けている。もし叶うなら、私もあの街の住民になって、街の一部になりたい。そんなことを常々考え続けている。いつかそんな日が来ることを夢見て仕事初めに私は向かった。
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2025東京旅行 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 250.3
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-08
コメント日時 2025-01-09
項目 | 全期間(2025/01/12現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
暖かい感じのエッセイでホッとする……。 普通、詩人・文人が東京や都市(それこそ下町も含め)を描くと「冷たい、無機質、物質主義、汚い」が連発すること多いけど、普通に作中で描かれた感じに良い場所なんだ。下北沢には寄れてないけど。 ※僕は三河人
1高円寺はねじめ正一氏の「高円寺純情商店街」の舞台ですね。 ラーメン美味しい店多いイメージあります。 昔の職場が高円寺だったので、懐かしい当時を思い出しながら読まさせていただきました。
1時々思うことがあって それはあるロータリーに車で入っていくときなんですが 初めて見た時となんだか風景が違うなって まあそれはかれこれ干支ウィールを2周前なので当たり前に街並みは変わっているのですが 俺の住む場所は正真正銘の世界の片隅と呼べそうなくらい絶妙な田舎で あるいみあんまり風景は変わってないのですが 子供の頃 育った街というのですら 初めて見た時と 今では全然違ってて えーと 何が言いたいかというと 街にも第一印象というものがあって それは知らず知らずのうちにその街の印象のベースになるみたいな感じで さらに何が言いたいかというと 文章とか特に詩とかでもそういうことあるなーって
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