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アイアンマンの群れ
霧島の休部届けが宙に浮く アインマンにも引けを取らぬ父が トイレに入って行くと私は 叫び声を上げた 火曜日に咲くビスマルク 素人では倒せないアインマンを 敬愛して私は風呂に入った まゆごもっても越冬して 春を待つ私に 父はトレイに突き進んでいく アインマンよりはためらいがなく ビスマルクよりは逡巡して居る 霧島の休部と届けを私は破り捨てた メガネを買わねばなるまい 圧力をはねのけて 私は再び群れを成したいと思った
アイアンマンの群れ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1045.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-02-28
コメント日時 2018-03-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
はてなワードでいっぱいですが、言葉の連なりに力強さがあり、リズムが素晴らしいです。 読んでいて楽しいし、実はかなり計算されて作られたのかなとも思いました。 最後の一文も印象に残ります。
0花緒@B-REVIEWさんコメントを有難う御座います。アインマンはレインマンの英語の綴りから発想したので、ちょっとナンセンスだったのかもしれません。でも霧島は地名ではなくて、直木賞の小説から、ビスマルクは現実の政治家と、出来得る限り確実な出所元からと言う思いは強かったです。
0仲程さんコメントを有難う御座います。そうですね、アイアンマンはあくまで実際の登場人物と比較する材料見たいな感じで、あるいは敬愛される対象だとか、何かを説明するための基準みたいな感じ、それはビスマルクもそんな感じで提示しましたが。最後の一行は、自分の希望と言うよりは確かにポエジーを狙ったのかもしれません。
0岩垣弥生さんコメントを有難う御座います。そうですね、出て来る固有名詞はアインマン以外は、有名な虚構作品や歴史上の有名人物に限定しました。ただ実際に使用するとなると、直木賞作品の登場人物の性格やビスマルクの歴史的な意義などを削ぎ落した形で使用したと思います。ただ最後の「群れ」は遊牧民=ノマド見たいなニュアンスを思い浮かべたのかもしれません。羊や牛ではちょっと違うと思ったので。
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